- ページの表示速度は速い方がいい?
- 表示速度を速くするメリットは?
- ページの表示速度は速くできる?
WordPressブログはできるだけ速くページが表示されるようにしましょう。
なぜなら、ページの表示速度が遅すぎると読者に読んでもらいづらく、Googleからの評価も下がるからです。
0.1秒でも速くなるように改善していきましょう。
最近はパソコンよりスマホからのアクセスが多いので、スマホからの速度を把握しましょう。
パソコンではあまり気にならない速度でも、通信速度の影響でモバイルではパソコンよりも表示に時間がかかってしまいます。
・ページの表示速度を改善すべき理由
・表示速度を速くするコツ
目次
現在のページの表示速度を知る
まずは現在のページがどのくらいの表示速度なのかを把握しましょう。
おそらくこの記事を読んでいる方は、ページの表示速度が遅くて悩んでいるのではないでしょうか。
ブラウザーには過去にアクセスしたページのデータが保存されているので、まっさらな状態で速度を体感する必要があります。
Googleクロームの場合は、シークレットモードでページを確認してみてください。
Googleでは「PageSpeed Insights」というスピード測定のツールを提供していますので、URLを入れるだけで簡単に計測できます。
参考
PageSpeed Insightsページの表示速度を計測するツール
表示速度を速くする3つのメリット
ページの表示速度を改善すべき理由は主に以下の3つです。
- 読者の満足度が上がる
- ページの閲覧数を増やせる
- Googleからの評価が良くなる
読者の満足度が上がる
ページの表示速度が速いほど、読者の利便性がアップします。
1ページだけを見て帰ってしまう行動のことを「直帰」と言います。
表示速度が遅いほど直帰される割合も増えます。
アクセスしてからページが表示されるまでに時間がかかると、読者は待てずに戻ってしまいます。
特にスマホでアクセスしている読者は、表示速度が遅いと直帰してまいます。
表示速度が速くなるとエンゲージメント率が高くなるとも言えます。
ページの閲覧数(PV数)を増やせる
ページの表示速度が速いとページの閲覧数(ページビュー数)が増えます。
一般的には、ページの表示スピードが速い方が1訪問あたりのページビュー数が多くなります。
Googleからの評価が良くなる
Googleでは検索順位を決める要素の1つとして、ページの表示速度を見ています。
極端に遅いページは、検索結果の上位に表示されなくなっています。
詳しくはGoogleの公式ブログをご覧ください。
参考
ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用しますGoogleウェブマスター向け公式ブログ
「Googleが掲げる10の事実」という考えの中の3つ目に、”速さ”に関する項目があるので紹介します。
3. 遅いより速いほうがいい。
Google は、ユーザーの貴重な時間を無駄にしないよう、必要とする情報をウェブ検索で瞬時に提供したいと考えています。自社のウェブサイトにユーザーが留まる時間をできるだけ短くすることを目標にしている会社は、世界中でもおそらく Google だけでしょう。Google は、Google のサイトのページから余計なビットやバイトを削ぎ落とし、サーバー環境の効率を向上させることで、自己の持つスピード記録を何度も塗り替えてきました。検索結果の平均応答時間は 1 秒足らずです。Google が新しいサービスをリリースするときは、常にスピードを念頭に置いています。モバイルアプリをリリースするときも、新時代のウェブにふさわしい高速ブラウザの Google Chrome をリリースするときも同じです。今後も、さらなるスピードアップを目指して取り組みを続けていきます。
ページの表示速度が遅い場合のデメリット
実際にページの表示速度が遅いと悪い影響がでます。
- 検索結果の順位が下がる
- ページビュー数の減少
- コンバージョン率が下がる
検索結果の順位が下がる
ページの表示速度が遅いページは、Googleの検索結果の順位が下がる可能性があります。
特にスマホの検索結果には、表示速度が速いページが優先されます。
ページビュー数の減少
少しでも多くのページを閲覧してもらう方がいいですが、ページの表示速度が遅いと1訪問あたりのページ閲覧数は少なるくなる傾向にあります。
訪問者にはなるべく多くのページを見てもらえるように工夫しましょう。
コンバージョン率が下がる
コンバージョン率とはブログに訪れたユーザーにとってもらいたい行動の達成率のことです。
ページの表示速度が遅いと、コンバージョン率が下がることが証明されてます。
ブログの表示速度を速くする4つの方法
ブログの表示速度が遅い場合、どのようにページを改善すれば良いのでしょうか。
ブログ初心者でも比較的簡単にできる4つの対策を紹介します。
・画像の容量を小さくする
・高速化できるプラグインを使う
・デザインテーマを変更する
高速なサーバーに乗り換える
ページの表示速度を抜本的に速くするには、速いサーバーを選ぶことが重要です。
今使っているサーバーよりも速いサーバーへ乗り換えることによってスピードが劇的に上がる場合があります。
ページ内の画像やテーマを高速化しても、サーバー自体が遅いとボトルネックになるので、根本的に解決するには高速なサーバーに乗り換えることです。
速いサーバーにもいくつかのタイプがありますので、別記事で紹介します。
WordPressにおすすめのレンタルサーバーの選び方はこちらの記事をご覧ください。
WordPress用レンタルサーバーの選び方・初心者におすすめのサーバー
速いサーバーを選ぶことによって、読者の満足度が高まる以外にも、日ごろの更新作業のスピードもアップします。
WordPressがサクサクと動くと記事を書くのも捗ります。
表示速度が速いmixhostの評判はこちらの記事にまとめています。
mixhostの評判と口コミ・実際に使ってわかった3つのデメリット
画像の容量を小さくする
ページに表示させている画像の容量を小さくすると表示速度を速くできます。
文字よりも画像の方がデータ容量が大きいため、画像の容量を削減することでページの表示速度を改善できます。
画像の容量を小さくするには主2つのポイントがあります。
- 画像の表示サイズを小さくする
- 画像ファイルの容量を圧縮する
画像の表示サイズを小さくする
ページに表示させている画像を最適な表示サイズにしましょう。
最適な表示サイズとは、表示させるサイズに合わせた画像を用意することです。
表示させるサイズ以上の画像データは無駄なので、表示させるサイズに合わせてサイズを加工してからアップしましょう。
画像ファイルの容量を圧縮する
画像ファイルの容量を圧縮すると表示速度がアップします。
見た目の画質を落とすことなく、画像の容量を削減することができます。
ウェブサイトにアップするだけで簡単に画像の容量を削減できるサービスもあります。
容量を圧縮したい画像をドラッグアンドドロップするだけで画像が圧縮されます。
ダウンロード可能な状態のリンクが表示されたらダウンロードするだけなので、簡単に画像圧縮ができます。
画像にもよりますが、30%~80%程度圧縮できる場合もあります。
該当する画像があるかは「PageSpeed Insights」で確認することができます。
WordPressの専用のプラグインを活用して対応させると簡単です。
高速化できるプラグインを使う
サイトの表示を高速化できる高機能なプラグインソフトもあります。
LiteSpeedを使っているサーバーなら、「LiteSpeed Cache」というプラグインを利用するのがおすすめです。
LiteSpeed CacheプラグインでWordPressを高速化する方法はこちらの記事で解説しています。
LiteSpeed CacheプラグインでWordPressを高速化する方法
デザインテーマを変更する
WordPressのサイトの場合、デザインテーマによってページの表示速度に差があります。
最近では表示速度の速さを売りにしているデザインテーマもあるので、デザインテーマを選択する際に注意して選びましょう。
WordPressテーマを変更するだけで一気に表示速度が改善することがあります。
WordPressテーマの選び方はこちらの記事へ
WordPressテーマの選び方と選び方の基準。テーマの評判まとめ。
有料のおすすめWordPressテーマはこちら
WordPress有料テーマ・ブログ初心者におすすめのテーマ5選
まとめ
ページの表示速度を少しでも速くすることは、読者のためにも収益のためにも重要です。
表示速度が遅くて良いことはないので、0.1秒でも速くページが表示されるように工夫しましょう。
表示速度が速いmixhostの評判はこちら。
mixhostの評判と口コミ・実際に使ってわかった3つのデメリット
mixhostが速い理由はこちらの記事で解説しています。
mixhostの高速化。mixhostの表示速度が速い3つの理由
ConoHa WINGでWordPressブログを始める方法はこちらの記事で紹介しています。
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