メインのサイトとは別にブログとして、外部の無料ブログサービスを使い分けて運用しているサイトをよく目にします。
実は、ブログを別サイトにわけるとデメリットがたくさんあるのでおすすめできません。
この記事では、実際にどんなデメリットがあるのか、メリットと共に解説します。
※この記事でいう無料ブログとは、有料プランに変更している場合も含めて”無料ブログ”と表記しています。
無料ブログとは?
ユーザー登録をすることで無料でブログが持てるサービスのことです。
無料で作れる代わりに広告が表示されたり、機能が制限されたりしていて、それを取り除くためには有料プランが用意されている場合があります。
有名なサービスでは、
「Amebaブログ」
「ライブドアブログ」
「はてなブログ」
などがあります。
AmebaブログとWordPressの違いを徹底比較
無料ブログのメリット
1.簡単に作成できる
なんといっても最大の魅力は、専門知識がなくても無料でサイトをすぐ開設できることです。
メインで運用するサイトとは区別して作成することで使い分けもできます。
2.ユーザー同士で利用できるサービスがある
ほとんどの無料ブログでは、ユーザー同士で閲覧者を増やすため「足あと機能」や「ランキング機能」があります。
上手く活用できれば、開設直後でも一定のアクセスを得られる可能性があります。
無料ブログのデメリット
では実際にどんなデメリットがあるのでしょうか。
1.書いた記事が自分のサイトの資産にならない
しっかりとした記事を書き、質の高いコンテンツとしてGoogleに評価されたとしても、その評価はブログサービスのドメインに紐づくことになります。
著作権上はあなたのものですが、自分のサイトと無料ブログを使い分ける場合自分のサイトの価値を高めることにはならないので、勿体ないです。
なるべく自分のサイト(独自ドメインを取得したサイト)の中にコンテンツを置くようにしましょう。
2.SEOで不利になる
一般的にGoogleの検索結果には、同一ドメインのページは2つまでしか表示されません。
This site diversity change means that you usually won't see more than two listings from the same site in our top results. However, we may still show more than two in cases where our systems determine it’s especially relevant to do so for a particular search….
— Google SearchLiaison (@searchliaison) 2019年6月6日
Googleで上位表示を目指す前に、同じ無料ブログを利用している他のユーザーと競うことになるのです。
3.機能に制限がある
基本的に、無料ブログはサービスの管理画面からのみ操作できるようになっているので、管理画面で行えない設定はできません。
例えば、特定のタグしか許可されていなかったり、ページの導線を大きく変えるようなことは許可されていません。
さらにデザインはあらかじめ用意されたテンプレートをベースに作るのが一般的で、完全に自由にカスタマイズすることはできません。
4.書ける内容が制限されている
無料ブログは利用の範囲が規約で定められているので、書くことが許されているコンテンツしか掲載できません。
収入を得るための広告も自由に貼ることができないサービスが多いです。
何でも自由に書いて良いというわけではないため、規約を守らない場合、運営会社からブログを非表示にされたり最悪の場合はアカウントを停止されたりする可能性があります。
5.成果を測定しづらい
きちんとサイトの分析を行うためには、Googleアナリティクスを活用することをオススメしますが、ブログサービスによっては独自のアクセス解析サービスを提供しているため、Googleアナリティクスを使うことができない場合があります。
もしGoogleアナリティクスのタグを埋め込むことができても、解析機能をフルに使うことはできません。
6.突然削除される可能性がある
もし規約に違反していると警告され、最悪の場合はある日突然サイトを削除される可能性もあります。
せっかく作ったブログサイトも、サービス自体が終了すると記事も消えてしまうので気を付けましょう。
各ブログの規約をチェック
参考 Ameba利用規約Amebaヘルプ ★無料ブログとWordPressの比較
無料ブログとWordPressの特長を表にまとめると以下のようになります。
サーバー代などがかかる |
||
対策が必要 |


まとめ
しっかりとサイト運営を行っていくのであればをワードプレス等でサイトを構築し、自分のサイト内に記事を書き溜めることをオススメします。


