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WordPressのバックアップ方法とおすすめのプラグインを紹介

  • WordPressはバックアップは必要?
  • 自動でWordPressをバックアップする方法とは?
  • おすすめのバックアップ用プラグインはどれ?
WordPressブログを運用するならバックアップは必須です。

なぜなら、WordPressは世界中で利用されているソフトなので、改ざんなどのリスクがあるからです。

万が一、改ざんされてしまった場合は修復するのが困難です。

WordPressブログをバックアップしておけば、万が一の時に復元できます。

この記事を読むとわかること
おすすめのバックアップ方法
バックアップするファイル
簡単にバックアップできるプラグイン

この記事はWordPressを15年以上使っている私が解説します。

WordPressのバックアップとは

WordPressのバックアップとは、万が一のトラブルに備えてサーバー内のデータを別の場所に保存しておくことです。

WordPressは、突然不具合が起きたり、ウィルスソフトなどの攻撃に遭うとページが表示ができなくなる可能性があります。

修復が難しい場合は、バックアップしたデータを使ってサイト全体を復元できます。

バックアップが必要な理由

実際にバックアップが必要になる場合はどんな時でしょうか。
なぜバックアップが必要なのかを解説します。

WordPressでよくあるトラブルは以下の2つです。

  • WordPressを更新した時に起きる不具合
  • 外部からの不正アクセスによる被害

WordPressを更新した時に起きる不具合

WordPress本体やプラグインは最新のバージョンに更新することが推奨されています。

しかし、WordPressを最新のバージョンに更新した時に、プラグインが対応していない等の原因によってエラーが発生する場合があります。

エラーの内容によってはWordPressの管理画面にログインできなくなる場合もあります。

そういう場合はバックアップしたデータを使って元の状態に復元できます。

更新しただけでログインできなくなってしまうのは困りますね。
管理画面にアクセスできないからといって、すぐにバックアップデータを使って復元しなくても、FTPソフトから直接サーバーを操作して復活させられる場合もあります。

外部からの不正アクセスによる被害

ウィルスなどの不正アクセスによってWordPressが被害を受けることがあります。

WordPressのバックアップの基本

WordPressサイトのバックアップを取る目的は、万が一の際にブログサイトを復元できるようにするために必要なデータを別な場所に保存しておくことです。

万が一の際に、バックアップデータから復元するには正しくバックアップを保存しておく必要があります。

バックアップを取るべきファイル

バックアップすべきファイルとは、そのファイルを使って別な環境でも再現(再構築)できる状態にするために必要なファイルです。

WordPressの場合、大きく分けると「ファイルデータ」と「データベース」に保存されている2種類のデータのバックアップが必要です。

ファイルデータとは、WordPressのソフト本体やプラグインソフト、デザインテーマなどFTPソフトでアクセスできるサーバー上に置いてあるデータのことです。

ファイルデータのうち、特に以下の3つのフォルダは保存しておきましょう。

いずれも「wp-content」というフォルダの中にあります。

「themes」・・・テーマが保存されているフォルダ
「uploads」・・・アップロード済の画像などが入っているフォルダ
「plugins」・・・インストールしたプラグインのデータ(一部)フォルダ

WordPressでは記事(投稿)として書いたデータは「データベース」という領域に保存されます。
データベースには記事の他、コメントやWordPress管理画面で設定した設定内容なども含まれます。

WordPressを完全に復元するためにはこの2つの領域のデータを取ることが必要になります。

WordPressの管理画面からデータベースを操作することはできません。

自動でバックアップを取るタイミング

当然ですがバックアップした時点から後に追加された投稿はバックアップできません。
ということは、どの程度の頻度でバックアップをすれば良いのでしょうか。

例えば毎日更新しているブログは、日々の投稿を一つも漏らさずにバックアップしておきたい場合、毎日バックアップをする必要があります。

月に1度しか更新しないブログであれば、月に1度バックアップできていれば十分です。

このようにどのくらいの頻度でバックアップすべきかを考えてみましょう。

手動でバックアップを取るタイミング

トラブルが起きる可能性がある作業をする前には、バックアップを取ってから作業することをおすすめします。

具体的にバックアップを取ってから作業をすると安心なのは以下の場合です。

  • WordPress本体を更新する時
  • プラグインとテーマを更新する時
  • テーマを編集する時
サーバーに直接アクセスをして、作業に関わるファイルだけをバックアップしておくこともできます。

レンタルサーバー別のバックアップ方法

WordPressに最適化されているサーバーでは、自動バックアップにも対応しています。

自動で毎日バックアップしてくれるレンタルサーバーもあります。

特に自動バックアップが充実しているサーバーは、mixhost(ミックスホスト)とカラフルボックスです。

mixhostの評判はこちらの記事にまとめています。
初心者でも安心!mixhostを使うメリットと評判を徹底検証

mixhostのバックアップと復元方法はこちらの記事で解説しています。
mixhostのバックアップと復元方法・WordPressのバックアップ

カラフルボックスの評判とデメリットはこちらの記事に記載しています。
カラフルボックスの評判と口コミ。9つのメリット2つのデメリット

プラグインでバックアップをする方法

サーバーの管理画面からWordPressファイルとデータベースのデータをそれぞれ手動でバックアップすることもできますが、便利なプラグインがあるのでそれを利用する方が簡単で確実にバックアップができます。

プラグインを使うと、WordPressブログに必要なファイルデータとデータベースの両方を丸ごとバックアップできます。

2つのプラグインを紹介します。

All-in-One WP Migration

1つ目は「All-in-One WP Migration」です。
https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-wp-migration/
サーバーの引っ越し時に最もよく使われているプラグインソフトです。

操作が簡単でファイルデータとデータベースの両方を簡単に保存できます。
引っ越し先のワードプレスで同じプラグインを入れて、バックアップファイルをインポートするだけで引っ越しができる優れものです。

専門的な知識や設定は一切不要で、初心者でも簡単にバックアップできます。

バックアップしたデータを新しいWordPressにインポートするだけで簡単に引っ越しもできます。

BackWPup

2つ目は、「BackWPup」です。
https://ja.wordpress.org/plugins/backwpup/

BackWPupは定期的にバックアップできる有名なプラグインソフトです。

プラグインなしでのWordPressをバックアップする方法

実際に私はバックアップ用のプラグインは利用していません。

バックアップ体制がしっかりしているサーバーがあるのと、万が一の場合にサーバーに直接アクセスできるようにしているからです。

ffftpなどのFTPソフトを利用してサーバーにアクセスできるようにしておくと、直接ファイルの操作ができます。

まとめ

WordPressは完全に安全な状態を保つことが難しいソフトです。
改ざんされてしまうリスクや、サーバーのトラブル、誤った操作で表示を崩してしまう可能性もあります。

万が一の場合に、すぐに復元できるようにしておきましょう。

定期的なバックアップを取るための仕組みをセットしておけば安心なので、ぜひバックアップを取っておきましょう。

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