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GA4を使ってブログを改善する方法と使い方

  • ブログ記事を分析する方法とは?
  • ブログ記事を改善する方法?

GA4を使うと、ブログサイトを分析して、記事改善のヒントを得ることができます。

GA4を活用することで、ブログ記事を改善し、収益を増やすことが可能です。

GA4はアクセス数を増やすのではなく、収益を増やすために活用しましょう。

この記事を読むとわかること
GA4でブログ記事を改善する方法
改善すべき記事の見つけ方
収益に貢献している記事を確認する方法

GA4の初期設定はこちらの記事で解説しています。
GA4のおすすめ初期設定・WordPressへの導入方法と設定方法

ブログ記事の改善とは

ブログ記事を改善することで、収益を増やし、成果を向上させることができます。
そのためには大きく分けて2つのポイントがあります。

  • アクセス数を増やす
  • コンバージョン率を高める

コンバージョンとは、サイト内でユーザーに実行してほしい行動を指します。

収益を最大化するには両方の改善が必要です。

アクセス数が少ないと成果(コンバージョン)の数が増えません。

ブログへのアクセス数が多くても成果につながりづらい(コンバージョン率が低い)と成果が増えません。

改善の優先順位

気付いた部分を優先するのではなく、効果が大きそうな箇所から改善するのがおすすめです。

特に、コンバージョンしやすいページのコンバージョン率を高めることや、コンバージョン率の高いページへのアクセス数を増やすことなどです。

コンバージョンなどGA4で見るべき指標はこちらの記事で解説しています。
GA4で見るべき指標一覧・ディメンションとの違いは?

GA4でアクセス数を増やす方法

アクセス数を増やすには検索エンジン最適化(SEO)が必須です。

検索されているキーワードで上位表示ができると、ブログへのアクセス数を増やせるからです。

しかし、GA4はアクセス数を増やすためにはあまり役立ちません。
アクセス数を増やすには、GA4ではなくGoogleサーチコンソールのデータが役立ちます。

キーワードごとの表示回数とクリック数を確認する方法

アクセス数を増やすには、
どの記事がどんなキーワードで表示されているのかを知り、そしてどのキーワードで上位表示できればもっとアクセス数を獲得できるのかを知るのがポイントです。

サーチコンソールの、平均掲載順位が10位以内であれば表示回数と検索回数は同じです。
検索回数が多いキーワードでも、自身のブログ記事が検索上位に表示されていない場合、表示回数は少なくなります。

GA4とGoogleサーチコンソールを連携させると以下のようなレポートを確認できます。

クリック数が多い記事で、1位になっていない記事があれば対策の優先度が高いです。
特に、2位~5位に表示されている記事であれば、1位を目指して内容を修正するのが効果的です。

Googleサーチコンソールでブログ記事を改善する方法はこちらの記事で解説しています。
SWOT分析Googleサーチコンソールでブログ記事を改善する方法

GA4のキーイベント数を増やす方法

検索結果で上位表示され、アクセス数が増えても、成果につながらない場合があります。

GA4を活用すれば、各ページごとの価値を把握することが可能です。

ページの価値はいくつかの指標で判断できます。
アフィリエイトブログの場合、以下のような指標を確認するのがおすすめです。
・表示回数
・エンゲージメント率
・スクロール

記事ごとの表示回数を確認する

GA4の表示回数とは、ページが表示された回数のことです。
ページビューと同じ意味で、ページがどのくらいの回数見られているのかを確認する時に使う指標です。

ページごとの表示回数を多い順に並べて確認したり、期間を比較して表示回数の増減を確認もできます。

表示回数が多い記事は、ニーズのある記事でもあると考えられます。

GA4の表示回数を確認する方法はこちらの記事で解説しています。
GA4の表示回数とは?ページごとの表示回数を確認する方法

記事ごとのエンゲージメント率を確認する

エンゲージメントとは、ユーザーがサイトにどの程度積極的に関わってくれたかを示す指標です。

エンゲージメントは以下のいずれかの条件に当てはまるセッションのことを指します。

・10秒以上継続したセッション
・2ページ以上を閲覧したセッション
・コンバージョンしたセッション

エンゲージメント率とは、サイトでエンゲージメントしたセッションの割合のことです。

つまりエンゲージメント率を使用すると、各記事へのアクセスのうち、エンゲージメントしている割合を測定できます。

エンゲージメント率が高い記事はユーザーのニーズを満たす良い記事だと考えられます。

GA4のエンゲージメントはこちらの記事で解説しています。
GA4のエンゲージメントとは?エンゲージメント率や時間の目安は?

記事ごとのスクロール率を確認する

GA4のスクロールとは、ページの90%以上がスクロールされたときに計測されます。

記事ページであれば最後まで読まれたと認識する目安です。

スクロールされたということは、エンゲージメントしたともカウントされます。

GA4のスクロールの詳細はこちらの記事で解説しています。
GA4のスクロールとは?定義とページごとのスクロール率の見方

アフィリエイトブログに役立つデータとは

GA4を使ってアフィリエイトブログの改善に必要なデータは主に、
どの記事がどれだけ表示されているのか
どの記事がしっかり読まれているのか
どの記事にあるリンクがクリックされているのか(←この記事で解説)
の3つです。

実際には、どんなデータがわかればブログの改善に活かせるのか、という視点でGA4を使うのがおすすめです。

GA4で表示回数を確認する方法は、こちらの記事をご覧ください。
GA4の表示回数とは?ページごとの表示回数を確認する方法

どの記事がしっかり読まれているのかを知るにはスクロール率が役立ちます。

記事ごとのスクロール率を確認する方法はこちらの記事をご覧ください。
GA4のスクロールとは?定義とページごとのスクロール率の見方

ブログ改善に関するよくある質問

一般的にブログのアクセス数を増やすには、検索結果の上位に表示させるのがポイントです。

そのためには、GA4ではなくGoogleサーチコンソールを活用するのがおすすめです。
なぜなら、GA4はサイトにアクセスしたユーザーの行動しか把握できませんが、Googleサーチコンソールならサイトに訪問する前のGoogle検索結果の情報を取得できるからです。

特に検索結果の上位に表示されているページを、リライトしてそのキーワードで1位を目指すのがおすすめです。
アクセス数を増やすためには、20位の記事を10位にするよりも、2~5位に表示されている記事を1位にさせる方が有効です。

Googleサーチコンソールでブログ記事を改善する方法はこちらの記事で解説しています。
SWOT分析Googleサーチコンソールでブログ記事を改善する方法

エンゲージメント率が低いページから改善するよりも、表示回数が多いページのエンゲージメント率を改善する方が効果的です。

特に、少ない表示回数のデータでエンゲージメント率を測るよりも、期間を長めに設定して表示回数を大きくしてエンゲージメント率を確認しましょう。

GA4を使うとユーザーの流入経路ごとの行動を把握できます。

広告を配信している場合や、SNSから流入が多い場合は、オーガニック(自然検索)経由のアクセスを比較することで、それぞれの施策の効果を確認できます。

しかし、オーガニックのアクセスが中心のサイトの場合、Google経由やYahoo経由でもユーザーの行動に大きな差は発生しないので、特に分析をする必要はありません。

どの記事からリライトすべきかは、どこを問題とするかによって変わるため一概には言えません。

1.GA4で「ユーザーエンゲージメント」の高い記事を見つける

平均エンゲージメント時間や、スクロール数、コンバージョン率が高い記事は、ユーザーに興味を持たれている可能性が高いので、リライトによってさらにエンゲージメントを高められる可能性があります。
そのような記事を優先的にリライトする方が効果的な場合があります。

2.サーチコンソールで「クリック率」の低い記事を見つける

サーチコンソールを使うと、検索結果における記事の表示回数とクリック率を確認できます。

表示回数は多いのにクリック率が低い記事は、タイトルやディスクリプションが魅力的でないためにクリックされていない可能性があります。
リライトによってタイトルやディスクリプションを改善することで、クリック率を向上させ、より多くのアクセスを獲得できる可能性があります。

3.GA4とサーチコンソールのデータを組み合わせて分析する

GA4とサーチコンソールのデータを組み合わせると、より詳細なブログ分析ができます。

例えば、GA4でエンゲージメントの高い記事が、サーチコンソールでクリック率が低い場合は、タイトルやディスクリプションを改善することで、さらに多くのユーザーに記事を読んでもらうことができる可能性があります。

4.リライトの優先順位をつける

優先度高: エンゲージメントが低く、クリック率も低い記事
優先度中: エンゲージメントは高いが、クリック率が低い記事、またはその逆
優先度低: エンゲージメントもクリック率も高い記事

5.その他の要素

上記以外にも、記事の古さや検索トレンドなどを考慮して、リライトの優先順位を決定するのも良いでしょう。

SEOの成果を測る指標は、最終的な目標によって異なりますが、アクセス数を増やすことを目標する場合は以下のような指標があります。

オーガニック検索からの流入数:
検索エンジンからの自然検索による訪問者数。
SEOの直接的な効果を測る上で最も重要な指標の一つでGA4で確認できます。

キーワードの検索順位:
ターゲットキーワードで検索した際に、ウェブサイトが検索結果の何位に表示されるか。
検索順位が高いほど、クリックされる可能性が高くなります。
Googleサーチコンソールで確認できます。

クリック率(CTR):
検索結果に表示された回数に対して、実際にクリックされた割合です。
検索順位だけでなくタイトルやディスクリプションの魅力度を測る指標となります。
サーチコンソールで確認できます。

表示回数:
Googleサーチコンソールで確認する表示回数のことで、検索結果に実際に表示された回数です。
ウェブサイトがどれだけ露出しているかを示します。

まとめ

GA4を活用するとブログ記事の分析ができます。

現状を正しく理解できると、改善すべき点を見つけやすくなります。

GA4の使い方はこちらの記事で解説しています。
GA4の使い方・GA4でブログを分析する方法

GA4で特定のページをキーイベントに設定をする方法はこちらの記事で解説しています。
GA4でサンクスページ到達をキーイベントに設定する方法【一番簡単】