- WordPressの初期設定は必要?
- ブログに必要な初期設定とは?
- すぐにできる簡単な初期設定を知りたい
なぜならWordPressの初期設定はセキュリティ対策のためだけでなく、ブログへのアクセス数を増やすためにも重要だからです。
後から変更するとアクセスが減ってしまう可能性があるため、必ず最初に設定しておきましょう。
・検索エンジンに評価されるための設定
・WordPressブログのセキュリティ対策の基本
初心者でも簡単にできるおすすめの初期設定11選を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
特に重要度の高い初期設定から紹介します。
WordPressブログの始め方はこちらの記事で解説しています。
【ブログの始め方】超初心者でも簡単にWordPressブログを作る方法
目次
必須のWordPress初期設定3つ
WordPressの初期設定には、「必須の初期設定」と「推奨する初期設定」の2つがあります。
必須の初期設定は、最初に確認をしておかないと、ブログのアクセス数に悪影響がでます。
WordPressをインストールしたらまず最初にやることはこの3つです。
- サイトアドレスの確認
- SSL設定
- パーマリンク設定
サイトアドレスの確認
まず、WordPressの管理画面にログインし、サイトアドレス(URL)が正しいURLになっているかを確認してください。
WordPressがインストールされた時に、正しく指定されていれば問題ありませんが、誤ったURLになっている場合、修正するのが大変です。
「サイトアドレス (URL)」は実際にブラウザーに表示されるサイトアドレスです。
httpsに対応していればhttpsに変更してください。
この場合、サーバーの初期ドメインにWordPressを誤ってインストールしてしまっている可能性があります。
もし間違った階層にWordPressを設置してしまった場合は、正しい位置に再度インストールが必要です。
変更してしまうと、WordPressにアクセスできなくなる可能性があります。
サーバーの申込み直後やSSLの設定直後にhttpからhttpsへ変更すると一時的にアクセスできない状態になります。
httpsに変更する前に、httpsを付けてブログにアクセスできる状態を確認してからURLを変更しましょう。
SSL設定
SSLとは、サーバーと読者の通信を暗号化するための技術のことです。
SSLに対応させるにはサーバーの設定が必要です。
設定するとURLはhttpからhttpsに変更できます。
※エックスサーバーの「WordPressクイックスタート」でインストールした場合は自動的にSSLに対応されます。
WordPressは初期設定のままだとブログのURLがhttpのままになっているので、WordPressの管理画面にある「一般設定」のページでURLをhttpsに変更しましょう。
変更するとURLが変わるため、すぐに再度ログインを求められます。
ログイン情報は同じなので、ログインできることを確認してください。
WordPressブログをSSL対応にする方法はこちらの記事にまとめています。
SSL化の必要性とWordPressの設定方法について
パーマリンク設定
パーマリンクとは、記事ごとに設定されるURLのことです。
後から設定を変更すると、アクセス数に影響が出るため、必ず最初に設定しましょう。
設定を変更すると、記事のURLが変わってしまいます。
このため、最初に正しく設定しておくことが大切です。
日付や数字ベースなど様々な種類のパーマリンクがあります。
特に理由がない場合は「投稿名」のタイプを選択するようにしましょう。
あとで変更するとアクセスが減ってしまったり、Googleからの評価が下がる可能性があります。
URLを後から変えずに済むように、最初に正しく設定しておきましょう。
WordPressのパーマリンクの決め方はこちらの記事をご覧ください。
WordPressのパーマリンクの決め方と設定方法【Google推奨設定】
推奨するWordPressの初期設定8つ
必須ではないけれど、最初に設定しておくと良いおすすめの初期設定を紹介します。
設定すると不要な情報を削除でき、セキュリティを高められます。
初心者でも約10分あれば全て設定できます。
- テーマ設定
- サイトのタイトル設定
- ブログ上の表示名を設定
- プラグインの削除と追加
- 不要なページの削除
- コメント機能の停止
- ウィジェットの整理
- カテゴリーの名前変更
テーマ設定
WordPressのテーマは、ブログのデザインや全体のレイアウトを一括で設定できます。
好きなデザインのテーマを選択するだけで、ブログのデザインを一気に変えられます。
無料のテーマや有料のテーマが販売されています。
あとで変更もできますが、テーマ独自の機能を使っている場合、テーマを変更するとレイアウトが崩れてしまうので、なるべく変更しないのがおすすめです。
たくさんの公式テーマがありますが、ほとんどが海外製のテーマなのでサポートやマニュアルを考えると初心者向けではありません。
WordPressテーマの選び方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
WordPressテーマの選び方と選び方の基準。テーマの評判まとめ。
サイトのタイトル設定
サイトのタイトルとは、ブログのタイトルのことです。
サイトのタイトルは、Googleの検索結果では青字で表示される部分です。
タイトルは検索エンジン最適化でも重要な要素なので、よく検討して設定しましょう。
キャッチフレーズ:説明文(description)として表示される部分です。ブログの内容にあったものを入力しましょう。
ただし、設定してもGoogleの検索結果にそのまま表示されるとは限りません。
細かく調整したい場合は、SEO関連のプラグインを使って調整することもできます。
WordPressブログにおすすめなプラグインはこちら
WordPressブログにおすすめのプラグイン12選【2025年版】
ブログ上の表示名の設定
ブログ上の表示名とは、ブログ記事やコメントなど画面上に表示される名前のことです。
ブログによっては実名やニックネームを使用する場合もあります。
ただし、ブログのテーマによっては記事を投稿するとWordPressのユーザー名が表示されてしまうテーマもあります。
ユーザー名を表示させたくない場合は、ブログ上の表示名として、表示させたい名前を設定できます。
標準では、WordPressにログインするユーザー名が表示名として設定されている場合があります。
ユーザー名とは別の「ブログ上の表示名」を設定すると、ユーザー名を隠せます。
入力するとすぐにその下にある「ブログ上の表示名」を選択できるようになります。
WordPressのセキュリティ対策はこちらの記事をご覧ください。
WordPressブログのセキュリティ対策・初心者でもできる設定10選。
プラグインの削除と追加
WordPressには、機能を拡張できる便利なプラグインがたくさんあります。
ブログ運営に役立つ機能を追加すると、使い勝手が向上します。
WordPressをインストールすると最初からいくつかのプラグインがインストールされています。
使わないプラグインは削除しておくことをおすすめします。
プラグイン名の下に赤字で表示されている「削除」をクリックして削除できます。
削除しても問題ないプラグインは以下のようなものがあります。
シンプルな歌詞が表示されるだけのプラグインで、実用性はありません。
ブログの運営とは関係ないので削除しましょう。
今すぐコメントを受け付けるブログでなければ削除しておきましょう。
プラグインを整理すると、ブログのパフォーマンスを向上させられます。
・同じ機能を持つプラグインは1つに絞る
・テーマに含まれている機能はテーマで使う
WordPressブログにおすすめのプラグインは下記の記事で紹介しています。
WordPressブログにおすすめのプラグイン12選【2025年版】
不要なページの削除
WordPressをインストールした時点で自動的に作られているページは削除してOKです。
WordPressをインストールした状態では記事のサンプルとして、「Hello World!」という投稿記事と、「サンプルページ」という固定ページが公開されています。
これらのサンプル記事は削除してOKです。
特に記事に対するコメントを受け付けている状態の場合、スパムコメントが届く可能性があります。
コメントをオフにするか、記事を削除するのがおすすめです。
コメント機能の停止
WordPressには各投稿や固定ページにコメントできる機能があります。
コメント機能を停止することで、スパムコメントを防止できます。
(初期の設定では「オン」になっています。)
WordPressのコメント欄は、自動化されたスパムコメントに対して非常に脆弱です。
スパムコメントが大量に届く可能性もあるので、コメント機能を使わない場合は「オフ」にしておきましょう。
「投稿のデフォルト設定」欄にあるチェックボックスを全て外しておきましょう。
ウィジェットの整理
WordPressのウィジェットとは、サイトのサイドバーやフッターなどの特定の場所に表示される小さなパーツのことです。
ウィジェットは、サイトの外観や機能をカスタマイズするために使用されます。
WordPressには、標準で多数のウィジェットが用意されています。
例えば、最近の投稿、カテゴリー、タグ、アーカイブなどのウィジェットがあります。
使わないウィジェットは削除しておきましょう。
表示されているウィジェットを、削除したり、マウスでつかんで移動できます。
特に「メタ情報」というウィジェットは、ブログ読者にとっては不要な表示なので削除しましょう。
「メタ情報」には、ブログの管理者がログインするためのリンクやRSSフィードのリンクが含まれています。
公開する必要はないので、セキュリティ対策のためにも削除しましょう。
カテゴリーの名前変更
カテゴリーとは、ブログ記事を分類するための機能です。
読者にとって分かりやすいカテゴリー名に変更できます。
WordPressの標準は「未分類」というカテゴリーが自動で作成されています。
カテゴリー名を変更すると、ブログのテーマに合わせたカテゴリー名にできます。
表示されているウィジェットを、削除したり、マウスでつかんで移動できます。
カテゴリー名が適切であれば、検索エンジンがブログのカテゴリーを正しく理解しやすくなります。
初期設定を代行する方法
WordPressの初期設定を全部自分でやるのは大変、正しく出来ているか確認したい、という方は初期設定を代行する方法があります。
クラウドソーシングサービスのココナラでは、WordPressの初期設定代行も数多く出品されています。
フリーランスなどの個人に依頼できるので、業者に依頼するよりも安く済みます。
2,000円~5,000円位で出品しているサービスが多いです。
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まとめ
この記事ではWordPressブログに必要な初期設定や、やっておいた方がいいWordPressの初期設定11個を紹介しました。
ここで紹介したもの以外にも、特にWordPressではセキュリティ対策も必須です。
WordPressのセキュリティ対策はこちらの記事をご覧ください。
WordPressブログのセキュリティ対策・初心者でもできる設定10選。
WordPressブログのバックアップはこちらの記事で解説しています。
WordPressのバックアップ方法とおすすめのプラグインを紹介
GA4の初期設定はこちらの記事にまとめています。
GA4のおすすめ初期設定・WordPressへの導入方法と設定方法