独自ドメインを取得する場合、英数字だけでなく日本語のドメインも選ぶことができます。
・日本語ドメインを取得するメリット
・日本語ドメインの活用事例
この記事では日本語ドメインを取得するメリットとデメリットを解説します。
日本語ドメインを取得するならXserverドメインがおすすめです。
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日本語ドメインとは?
日本語ドメインとは、「ホームページ.com」のように漢字やひらがな、カタカナの日本語を使った独自ドメインのことです。
実際には日本語で表記されている部分をPunycode(ピュニコード)という技術によって、英数字の文字列に変換され、アクセスする仕組みになっています。
日本語ドメインを使った場合のメリットやデメリットを紹介します。
日本語ドメインの3つのメリット
- 内容が伝わりやすい
- 希望するドメインを取得しやすい
- 取得料金が安い
内容が伝わりやすい
ドメインをパッと見た時に英数字のドメインよりも、日本語としてそのまま目に入るので目立ちやすく印象に残りやすいです。
サービス名やブランド名をそのままドメインにすることによって、パンフレットや名刺などに記載する場合にも視認性が高く、伝えやすいのが最大のメリットです。
ドメイン名やサービス名を覚えてもらいたい時に活用できます。
例:
- homepagekomon.jp
- ホームページ顧問.jp
さらにGoogleの検索結果にもURLが表示されますが、日本語でそのまま表示されるので英数字よりも内容が理解されやすいです。
希望するドメインを取得しやすい
独自ドメインの取得は先着順です。
日本語ドメインは空いているドメインがまだ多いので取得しやすいです。
英数字のドメインは世界中の人々によって取得されやすい分、既に取得されていて希望するドメインが取得できない場合があります。
それに比べ日本語ドメインは殆ど日本人しか取得していないので、取得件数は英数字のドメインと比べ、圧倒的に少ないです。
そのため、短い文字数のドメインも取得しやすいです。
取得料金が安い
日本語ドメインは取得料金が安いのもメリットです。
取得する会社によって価格に差がありますが、英数字のドメインと同じくらい安いです。
Xserverドメインの場合、日本語ドメインを1円で取得できます。
2年目以降の更新料は1,298円/年です。
英数字のドメインを既に持っている場合でも、費用は安いので追加で押さえておいたり、転送用のドメインとして活用することもできます。
日本語ドメインの3つのデメリット
- 英数字に変換されてしまう
- メールアドレスとして使いづらい
- 海外向けには使いづらい
英数字に変換されてしまう
日本語ドメインはブラウザー以外のところに貼り付けると、自動的にPunycode(ピュニコード)という文字列に変換されます。
例えば、
「ホームページ顧問.jp」
という文字は
「xn--yck7ccu3lc8026d6fwg.jp」
という文字列に自動的に変換されます。
どちらにアクセスしても、同じページが表示されます。
テキストメールでURLを送る場合にはURLが長くなってしまいます。
SNSでシェアする場合にも、Punycodeで表示されてしまうので注意が必要です。
メールアドレスとして使いづらい
上記の通り、Punycode(ピュニコード)で変換された英数字の長い文字列のアドレスになってしまうため、メールアドレスとして使いづらいです。
日本語ドメインを使ったメールアドレスを作成することもできますが、メールアドレスのドメインとサイトのドメインを揃えたい場合には向いていません。
最近ではお問合せフォームがあれば、メールアドレスをホームページ上に記載する必要もないので、特に問題ないです。
海外向けには使いづらい
日本語に対応していない環境から見ると日本語に変換されないので、意味の分からない英数字に見えてしまいます。
外国人には向いていないアドレスなので外国の方にもアクセスしてもらうサイトの場合は、英語のドメインにしましょう。
日本語ドメインはSEOにも効果的?
日本語ドメインはSEOに有利なのでしょうか?
キーワードを使った日本語ドメインだからといってサイトの評価が高まるということはありませんが、多少の影響はあります。
検索結果にそのまま表示される
下の画像のように、日本語ドメインはGoogleの検索結果にそのまま表示されます。
日本語で表示されることにより、英数字の表示よりも視認性が高まり、クリック率の向上につながると思います。

キーワードを含めたドメインにできる
GoogleはURLの構造をシンプルにすることを推奨しています。
サイトの内容を表すURLが望ましいので、英数字では長くなってしまうものでも、日本語では短くわかりやすいドメインが取得しやすいです。
日本語ドメインの活用例
名刺や看板用として取得する
サービス名や会社名に「.jp」や「.com」を付け加えるだけなので、名刺や看板の他、チラシやポスターなどにも馴染ませやすいです。
特に士業の方や個人を売る方は、自身の名前で日本語ドメインを取得する方も増えています。
転送用のドメインとして取得する
サイトのドメインとして直接活用する以外にも、転送用ドメインとして活用することもできます。
有名なサイトでも日本語ドメインを転送用に使っています。
総務省.jp → www.soumu.go.jp
日経.jp → www.nikkei.com
ローソン.jp → lawson.co.jp
ロリポップ.jp → lolipop.jp
など
他社に取得されないように取得する
世の中に同じサービス名や、会社名、同姓同名が存在する場合、その方に取得される可能性があります。
日本語ドメインの取得費用は安いため、抑えておくために取得する企業もあります。
他社に取得されないように予防的に取得する場合もあります。
日本語ドメインの取得方法
取得方法は、英数字のドメインと同様に取得できます。
日本語ドメインの取得にはムームードメインやお名前.com
で、年間1,200円程度で取得できます。
ムームードメインの評判【10年以上使った感想】
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まとめ
転送ドメインとして活用し、ドメインを取得しそこにアクセスされたら特定のページに飛ばすといった使い方もおすすめです。

