- ロリポップでWordPressをSSL化する方法を知りたい
- SSL設定の具体的な手順や注意点を知りたい
- Googleからの評価やSEOへの影響はある?
ロリポップでWordPressブログを作成する場合、SSL化(https)の対応は必須の設定です。
なぜならSSL化しないと、Googleからの評価が下がってしまったり、検索結果の上位に表示されづらくなるためです。
ロリポップなら管理画面から簡単に設定可能です。
・SSL設定の具体的な手順
・SSL化における注意点
WordPressブログのSSL化と設定手順は以下の記事で詳しく解説しています。
WordPressブログをSSL化する理由と設定する手順を解説
ロリポップでWordPressブログを始める方法はこちらの記事で解説しています。
【ロリポップ版】WordPressブログの始め方・簡単インストール
目次
ロリポップでSSL化するメリットと重要性
SSLとは、ネット上でやりとりするデータを暗号化する技術です。
第三者に情報を覗かれたり盗まれたりしないようにする仕組みを指します。
ブラウザーのアドレスバーに「http://」から始まるアドレスが表示されている場合、警告が出ることがあります。
SSL対応を行うと、「http」の部分が「https」とsが付く形式に変わります。
SSL化を行うには、ロリポップの設定とWordPressの設定の両方が必要です。
無料版とPRO版がある
ロリポップの独自SSLには、無料版とPRO版(有料版)の2種類があります。
一般的な個人のブログサイトの場合は、無料版のSSLでOKです。
PRO版の場合は月額2,200円(税込)~利用できます。
【設定手順】ロリポップでSSL化する流れ
ロリポップでSSL化するには以下の流れで進めます。
SSL化の対応ができたら、GA4やサーチコンソールなど関連するその他のサービスの設定も変更しましょう。
ロリポップの管理画面でSSLを設定する
この記事では無料版の独自SSLを設定する方法を解説します。

以下の画面の通り、対象のドメインにチェックをつけて「独自SSL(無料)を設定する」をクリックします。

数分程度時間がかかりますが、自動的にSSL化が完了します。
作業が完了するまでに数分~数十分かかる場合があります。
完了したら実際にアクセスできるか、ブラウザーのアドレスバーにhttpsをつけて確認してみましょう。
httpsを付けたURLでアクセスができれば、ロリポップの設定は反映されています。
次に、WordPressの管理画面にログインし、サイトURLを変更します。
WordPressにSSLを設定する
ロリポップでSSL設定が完了したら、必ずhttpsのURLでアクセスができる状態になっていることを確認してください。
ブラウザーのアドレスバーにhttpsを付けたURLを入力して、正しくサイトが表示されればSSL設定が完了しています。
SSLの設定が反映されるまでに数分程度の時間がかかります。
SSL設定が完了したことを確認できてから、WordPressの設定を変更します。
WordPressアドレスと、サイトアドレスの欄にあるURLを変更します。
WordPressの管理画面にログインし、「設定」→「一般」からWordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の部分を設定します。
httpからhttpsへ変更してください。
この変更を間違えるとWordPressにログインできなくなります。
リダイレクト設定をする
もし、これまでhttpのまま複数のページがありGoogleに評価されている場合、httpsに代わったことを伝える必要があります。
ページ内のリンク先のURLがSSLに対応していない場合、リンク先のURLも変更が必要です。
「Really Simple SSL」というプラグインを使うと、全自動でhttpで始まるURLをhttpsに置き換えられます。
また、httpから始まるURLをhttpsにリダイレクトする設定も自動的に処理されます。
Googleのツールの設定変更
SSL対応をしてURLがhttpsから始まるものになったら、関連するサービスの設定も忘れずに変更しましょう。
特にGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを利用している場合は、サイトのURLが変更になると計測されるデータもズレてしまうので、設定変更が必要です。
GA4の設定変更
GA4(Googleアナリティクス4)を利用している場合、GA4の設定もhttpからhttpsへ変更しておきましょう。
GA4のおすすめの初期設定はこちらの記事をご覧ください。
GA4のおすすめ初期設定・WordPressへの導入方法と設定方法
Googleサーチコンソールの設定変更
Googleサーチコンソールに登録した手順ど同様に、httpsが付いたURLをサーチコンソールに追加しなおしてください。
プロパティが2つになってしまいますが、今後はhttpsが付いた方を確認するだけでOKです。
Googleサーチコンソールの登録方法はこちらの記事をご覧ください。
Googleサーチコンソールの登録方法と初心者におすすめの使い方
よくある質問
サブドメインなど複数のURLが未対応であれば、まとめてSSLにすることをおすすめします。
ただし、SSLにすることによって不具合が生じる場合もあるので、事前にリダイレクトの設定をするなど、設定を確認をしておきましょう。
SSL化したあとに、関連するリンクや設定を確認しましょう。
特に、GoogleサーチコンソールやGoogleアナリティクスの登録もhttpからhttpsに変更しておきましょう。
企業サイトやショッピングサイトを運営する場合は有料で認証されるSSLもおすすめです。

