ロリポップでWordPressブログを作ったら、必ずSSL化(https)に対応させましょう。
ロリポップなら管理画面から簡単に設定できます。
・SSLを設定する手順
・SSL化の注意点


SSLとは
SSLとは、ネット上でやりとりするデータを暗号化する技術のことです。
第三者に情報を覗かれたり盗まれたりしないようにする仕組みのことです。
ブラウザーのアドレスバーの部分がhttp:// と始まっているアドレスの場合、警告が表示されてしまいます。
SSL対応をすると、「http」となっている部分が「https」とsが付く形式になります。
設定して使うにはロリポップの設定とWordPressの設定が必要です。
ロリポップには無料版とPRO版がある
ロリポップの独自SSLには、無料版とPRO版(有料版)の2種類があります。
一般的な個人のブログサイトの場合は、無料版のSSLでOKです。
PRO版の場合は月額2,200円(税込)~利用できます。
ロリポップの独自SSL設定手順
この記事では無料版の独自SSLを設定する方法を解説します。

以下の画面の通り、対象のドメインにチェックをつけて「独自SSL(無料)を設定する」をクリックします。

数分程度時間がかかりますが、自動的にSSL化が完了します。
作業が完了するまでに数分~数十分かかる場合があります。
完了したら実際にアクセスできるか、ブラウザーのアドレスバーにhttpsをつけて確認してみましょう。
上記の設定でサーバー側でhttpsでもアクセスできるように設定できました。
次に、WordPressのサイトURLをhttpsに変更します。
WordPressで行うSSL設定
ロリポップでSSL設定が完了し、httpsのURLでアクセスができることを確認できたら、次にWordPressの設定を変更します。
サイトのURLを設定する
WordPressの管理画面の「設定」→「一般」からWordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の部分を設定します。
URLがhttpになっているのをhttpsへ変更してください。
リダイレクト設定をする
もし、これまでhttpのまま複数のページがありGoogleに評価されている場合、httpsに代わったことを伝える必要があります。
その他の設定
SSL対応をしてURLがhttpsから始まるものになったら、関連するサービスの設定も忘れずに変更しましょう。
特にGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールを利用している場合は、サイトのURLが変更になると計測されるデータもズレてしまうので、設定変更が必要です。
Googleアナリティクスの設定を変更する
Googleアナリティクスの設定もhttpからhttpsへ変更しておきましょう。
Googleアナリティクスの設定方法はこちらの記事をご覧ください。
【初心者向け】Googleアナリティクスの初期設定と設定方法
Googleサーチコンソールの設定を変更する
Googleサーチコンソールに登録した手順ど同様に、httpsが付いたURLをサーチコンソールに追加しなおしてください。
プロパティが2つになってしまいますが、今後はhttpsが付いた方を確認するだけでOKです。
Googleサーチコンソールの設定方法はこちらの記事をご覧ください。
【初心者向け】Googleサーチコンソールの登録と使い方
よくある質問
サブドメインなど複数のURLが未対応であれば、まとめてSSLにすることをおすすめします。
ただし、SSLにすることによって不具合が生じる場合もあるので、事前にリダイレクトの設定をするなど、設定を確認をしておきましょう。
その代わり、URLが変更になるので関連するリンクや設定も正しく修正しましょう。
企業サイトやショッピングサイトを運営する場合は有料で認証されるSSLもおすすめです。

