WordPressの引っ越し(サーバー移行)する方法と実際の手順

数年WordPressサイトを利用していて、サーバーの更新のタイミングなどで乗り換えを検討する方が多いです。

現在のサーバーより新しいサーバーに変更したほうが、安くなったり高機能になったりするのであれば移行をしましょう。

WordPressの引越しとは

WordPressを動かしているサーバーが遅くなったり、問題がある場合には、サーバーを移行することを検討しましょう。

現在利用しているサーバーから他のサーバーにデータを移行することで、WordPressサイトの引っ越しができます。

サーバー移行をするメリット

WordPressを移行するメリット
  • ページの表示速度が改善される
  • コスパの良いサーバーに変えられる

ページの表示速度の改善のため

ページの表示速度が遅いことが不満で、サーバーを乗り換える方が多くいます。

最近ではページの表示速度がGoogleの評価にも影響するので、少しでも早いサイト作りが求められています。
どんなにサイトを改善しても、サーバー自体が遅い場合は、サーバーを移行するしかありません。

コスパの良いサーバーへ

サーバーのコストパフォーマンスは年々向上していて、昔はよかったサーバーでも、今では更に良いサーバーが誕生しています。

サーバーを長く使っていると、旧プランの状態で利用していて、新プランに対応していない場合もあります。

どんなサーバーを選べば良いかについてはこちらの記事をご覧ください。
【2021年最新版】失敗しないWordPress用レンタルサーバーの選び方

サーバー移行をするデメリット

WordPressを移行するデメリット
  • 移行作業が面倒
  • 検索順位が下がる可能性がある
  • うまく移行できない場合がある

移行作業が面倒

現在のサーバーに問題を感じていてもついつい更新してしまう方も多いのでは。

サイトを移行するとなると、作業が必要になるので後回しにしてしまっている方もいるようです。

しかし、最近では昔に比べてだいぶ簡単に引っ越しができるようになっています。

検索順位が下がる可能性がある

正しい方法で引っ越しをしないと、引っ越した後にGoogleの検索順位が大きく下がる場合があります。

特にドメインを変更する場合は気をつけましょう。

うまく移行できない場合もある

特に古いサーバーから最新のサーバーに移行する場合、WordPressを動かしていた環境が大きく変わるため、予期せぬ不具合が発生することもあります。

さらに、正しく移行を行わないと、Googleの評価に影響しアクセスが減っていしまうリスクもあります。

引っ越しする方法は主に4つ

WordPressを別なサーバーに移行する場合の方法は主に以下の4つです。

どの方法でもドメインをそのまま引き継ぐ移行も、ドメインを変更する引っ越しにも対応できます。

  1. プラグインを使う方法
  2. 自力で移行する方法
  3. 新サーバー側のツールを使う方法
  4. 引っ越し代行業者に依頼する方法

プラグインを使う方法

WordPressの移行を手助けしてくれる便利な無料プラグインがいくつかあります。

プラグインを活用するメリット
  • 初心者でも手軽にできる
  • 無料のプラグインがある
WordPressに引っ越しにおすすめのは「All-in-One WP Migration」という無料のプラグインソフトです。

バックアップやデータのエクスポート・インポートをするためのプラグインなので、旧サイトでデータをエクスポートし、新しいサイトでインポートするという時に便利なソフトです。

プラグインを活用するデメリット
  • データ量によっては有料になる
  • 正常に移行できない場合もある

初心者でも簡単に利用できるプラグインですが、インポートできるデータサイズに制限があり、大きなファイルをインポートする場合は有料にする必要があります。

また、どんなサイトでも必ずエクスポート・インポートできるわけではないので、サイトの環境によっては移行が失敗する場合もあります。

プラグインを使って移行する手順
STEP.1
現在のサイトにプラグインを入れる
現在のサイトに引っ越し用のプラグイン「All-in-One WP Migration」をインストールして、データをエクスポートします。
STEP.2
新しいサーバーにWordPressをインストール
移行先のサーバーにWordPressをインストールします
STEP.3
新サイト側でインポートする
新しい空っぽのWordPressの状態で、同じプラグイン「All-in-One WP Migration」をインストールし、エクスポートしたファイルをインポートします。

手動で移行する方法

FTPソフトが使える場合、プラグインソフトを使わずに手動で移行することもできます。

手動で移行するメリット
  • 費用がかからない
  • 必要なデータだけを移行できる
  • 複雑なサイトにも対応できる
手動で移行するデメリット
  • 初心者には難しい
  • 時間と手間がかかる

手動でデータを移行する作業は、中級者から上級者の方向けの作業です。
初心者の方がやってデータを破損してしまうリスクもあるので注意しましょう。

手動で移行する手順
STEP.1
データをダウンロードする
FTPソフトでサーバーにアクセスし、これまでアップしたプラグインやアップロードした画像などの必要なファイルを全てダウンロードします。
WP構成ファイルやアップロードした画像はFTPソフトでダウンロードできますが、記事データなどはダウンロードできません。
WordPressのエクスポート機能を使ってデータベースからエクスポートしてください。
STEP.2
新サーバーにWordPressをインストール
新たなサーバーにWordPressをインストールし、移行前のサイトがSSLに対応していた場合は、SSL設定を行います。
STEP.3
データをアップロードする
旧サイトからダウンロードしたデータを新しいWordPressのディレクトリ内にアップロードします。
記事データなどエクスポートしたデータベースの内容をインポートします。

新サーバー側のツールを使う方法

月額1,000円以上のサーバー各社では、WordPressの引越しが簡単にできるツールを提供しています。

必要な事項をフォームに記入すると、自動的にそのサーバーに移行を行ってくれるというもので、無料で利用できます。

WordPressの簡単移行に対応しているサーバー
新サーバー側の移行ツールを使う方法
STEP.1
移行先のサーバーを契約する
WordPressを簡単に移行することができるツールを提供しているサーバーを選びましょう。
STEP.2
簡単移行ツールの実行
現在のWordPressのログイン情報などをフォームに入力し、移行を実行することができます。
STEP.3
ネームサーバーの変更
ドメイン管理会社で、旧サーバーから新サーバーへとネームサーバー設定を変更する必要があります。

引っ越し代行業者に依頼する方法

多少の費用はかかりますが、一番確実な方法です。

STEP.1
引っ越し業者を探す
WordPressの移行を請け負う業者はたくさんあります。サービス内容や料金を比較して選びましょう。
STEP.2
引っ越し作業を依頼する
作業を依頼したらあとは全てお任せします。
引越し業者の選び方
・「サイトの引越し屋さん」

WordPressのサーバー移転だけでなく、無料ブログからWordPressへの移行や、Wix等のシステムからWordPressへの移行作業もやってくれる業者さんです。

引っ越しに必要な事前準備

WordPressサイトの構成を理解する

HTMLなどの静的なサイトと違い、WordPressはWordPressを構成したりデザインのファイルと、記事データに別れています。

記事のデータはサーバーのデータベースに保存されているため、FTPソフトでアクセスできる部分にはありません。

必ずバックアップをしておく

どの引っ越し方法で行う場合でも、引っ越し前にデータをバックアップしておきましょう。

引っ越し作業は多少のリスクがあるので、これまで書いた記事が消えてしまうことがないように、移行前にバックアップをとっておくことをおすすめします。

引っ越し後に確認すべきこと

引っ越し作業を行ってから特に以下の点について確認しましょう。

リンク切れ

もしドメインも変更にする場合、ページ自体は移行できたように見えても、記事の中のリンクや画像の参照元などが正しく表示できていないことがあります。

引っ越しに関わるよくある質問

はい。
ドメインを管理している会社のネームサーバー設定を、旧サーバーから新サーバーに変更することで、新しいサーバーでも同じドメインを利用することができます。

価値のあるドメインであれば、同じドメインを引き継いで使うことをおすすめします。

現在のサイトのツールによっては、記事データのみはスムーズに移行できる方法があります。

一部、Wixなどのツールで作ったサイトは手動でコピーが必要です。

まとめ

サーバー移行に関するまとめ
サーバーを見直すことでコスパが良いサーバーに乗り換えられる
移行はいつでもできる
作業が難しいと感じる場合はプロに依頼しよう