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レンタルサーバーの再販とは?再販OKのおすすめサーバー4選と注意点

  • レンタルサーバーの再販の仕組みとは?
  • 再販するメリットとデメリットは?
  • 再販OKのおすすめなサーバーは?

レンタルサーバーによっては、第三者への再販を許可しているサーバーもあります。

再販する仕組みを使うと、ホームページ制作会社がクライアントにサーバーを貸し出すこともできます。

この記事を読むとわかること

レンタルサーバーの再販とは?
再販する場合の注意点とデメリット
再販OKのおすすめレンタルサーバー

実際に複数のクライアントにサーバーを貸し出している私が解説します。

レンタルサーバーの再販とは

レンタルサーバーの再販とは、自分が契約しているサーバーの一部を第三者に又貸しのような形で貸し出すことです。

サーバーによって再販を許可しているサーバーと、許可していないサーバーがあります。
再販については、サーバーの利用規約で定められています。

有償で貸し出す場合も、無償で貸し出す場合も、必ずサーバーの利用規約を確認しましょう。

ほとんどのサーバーは不特定のユーザーに再販することを禁止しています。

再販の仕組み

レンタルサーバーの再販は、大手のレンタルサーバーからサーバー容量や機能を卸して、自分のブランドで販売するビジネスもできます。

よくある再販の事例としては、ウェブ制作会社がサーバーを契約し、その一部の領域をクライアントに貸し出すものです。

再販の具体的な事例

ウェブ制作者がクライアントに貸し出す
ウェブサイトの制作を請け負って、サイトのメンテナンスとサーバーの利用料も請求する場合、再販という扱いになります。

グループなどで共同で管理する
知人同士のグループなどで、サイト作成やメールアドレスを利用するためにサーバーを共同で利用する場合も再販という扱いになります。

再販をするメリットとデメリット

再販のメリット

低価格で貸せる:
再販はサーバーの容量やリソースを切り分けて販売することになるので、単価を下げられます。

例えば、1つのサーバーを10のクライアントに切り分けて貸し出せば、利益率を上げられます。

独自ブランド展開:
自社ブランドのレンタルサーバーとして提供でき、ブランド力を向上させられます。

付加価値の提供
顧客に対して、ウェブサイト制作や運営のノウハウを提供することで、競合他社と差別化できます。

サイトの保守管理とサーバー料金を含めることで、顧客の囲い込みもできます。

収益源の多様化
再販ビジネスを通じて、収益源を増やせます。

サイト制作などの作業だけで収益を得るのではなく、サーバーの利用料も定期的に得られます。

顧客ロイヤリティの向上
顧客に対して一貫したサービスを提供することで、顧客満足度を高められます。

再販のデメリット

初期投資
再販する前提でサーバー容量や機能を十分に用意しておく必要があるので、初期投資が大きくなることがあります。

サポート負担
再販先の顧客からのサポート要望に対応する必要があるので、自社でのサポート体制が整っていることが求められます。

再販をしている場合、再販先のユーザーがレンタルサーバーの会社に直接問合せすることはできません。

管理負担
サーバーの運用管理やセキュリティ対策など、運営に伴う負担が増えることがあります。

レンタルサーバー企業との依存
再販元のサーバー企業の品質やサポートに大きく依存することになります。
再販元企業の問題が自社のサービス品質に影響を与える可能性があるのもデメリットです。

再販できるサーバーを選ぶポイント

WordPressブログに最適なサーバーの選び方はこちらの記事で解説しています。
レンタルサーバーの選び方 WordPress用レンタルサーバーの選び方・初心者におすすめのサーバー

再販用のサーバーは、次の8つのポイントで選びましょう。

  • 信頼性と安定性
  • サポート体制
  • 料金プラン
  • サーバー性能
  • セキュリティ対策
  • 管理画面の使いやすさ
  • 独自ドメインの取得と管理
  • 追加サービス

それぞれ順番に解説します。

信頼性と安定性

信頼できるサーバーで、安定しているサーバーがおすすめです。

サーバーがダウンしてしまうと、再販先からの問い合わせなどにも対応しなければなりません。

自分のサイトだけなら多少の障害は我慢できますが、クライアントのサイトが止まると信頼問題に直結します。

判断の目安としては、稼働率99.99%以上を公表しているか、障害情報を公式サイトで公開しているかを確認しましょう。
そのうえで、運用実績が長く利用者の多い大手を選んでおくと、突然のサービス終了といったリスクも抑えられます。

サポート体制

再販元のサポートが充実しているかを確認しましょう。

特に、技術的なサポートが手厚いサーバーを選ぶと、自社でのサポート負担を軽減できます。

再販では、再販先からの質問に契約者である自分が答えることになるため、困ったときに頼れるのは再販元のサポートだけです。

具体的には、電話・チャット・メールのどの窓口があるか、土日や夜間も対応しているか、返信までのスピードはどれくらいかを確認しておきましょう。
クライアントのサイトにトラブルが起きたとき、すぐに相談できる窓口があるかどうかで対応の速さが大きく変わります。

料金プラン

再販をして採算が合うプランが用意されているかを検討しましょう。

また、自社の利益も確保できるような適切な価格を設定することも重要です。

たとえば、月額1,100円のプランを契約して、5つのクライアントに保守管理費込みで月3,000円ずつ請求すると、売上は月15,000円になります。
サーバーの実費は1クライアントあたり月220円ほどなので、差額がサポートや保守の手間に対する報酬という計算です。

このように、何クライアントに貸し出すかを想定して、無理なく採算が合うかを事前に試算してみましょう。

サーバー性能

必要な性能(CPU, RAM, ストレージ容量, ネットワーク帯域幅など)を満たしているかを確認しましょう。

スケーラビリティも考慮して、顧客のニーズに応じて容易にサーバーのリソースを増減できるかを検討します。

再販では1つの契約に複数のクライアントのサイトが同居するため、1サイトだけで使う場合よりも余裕のあるスペックが必要です。

具体的には、ストレージがSSD(NVMe)かどうか、メモリやCPUの割り当て、転送量の目安を確認しましょう。
さらに、クライアントが増えたときに上位プランへ簡単に変更できるかも大切なポイントです。

セキュリティ対策

再販元がセキュリティ対策をしっかりと行っているかを確認しましょう。

例えば、ファイアウォールやDDoS対策、SSL証明書の取得支援なども含まれているかもポイントです。

クライアントのサイトが改ざんされると、復旧作業もクライアントへの説明も、すべて契約者である自分の仕事になります。

そのため、WAF無料SSLに加えて、自動バックアップが標準で付いているか、バックアップからの復元に手数料がかかるかまで確認しておくと安心です。

管理画面の使いやすさ

顧客に提供する管理画面が使いやすく、直感的な操作ができるかどうかを確認しましょう。

クライアント自身に管理画面を操作してもらうのか、すべて自分が代行するのかで、求める使いやすさは変わります。
クライアントに操作してもらう場合は、メールアドレスの追加やパスワードの変更など、よく使う操作が迷わずできるかを契約前に確認しておきましょう。

また、FTPアカウントやアクセス権限をドメインごとに分けられるサーバーだと、他のクライアントの領域に触れられる心配がなく安全です。

独自ドメインの取得と管理

サーバーと一緒に独自ドメインの管理も簡単にできるサーバーがおすすめです。

サーバーの契約とドメインの契約が別々だと管理も面倒です。
サーバーとドメインを一緒に管理できる方が、再販をする場合の手間が省けます。

再販で意外と重要なのが、クライアントのドメインを誰の名義で取得するかです。
契約者の名義でまとめて取得すると管理は楽になりますが、クライアントとの契約が終わったときに、ドメインの引き渡しでもめることがあります。

長く使うドメインは、できるだけクライアント名義で取得しておくとトラブルを防げます。

追加サービス

メールアカウントの提供やバックアップサービス、CMS(コンテンツマネジメントシステム)のインストール支援など、顧客に付加価値を提供できる追加サービスがあるかを確認しましょう。

特にメールアドレスは、ホームページとセットで依頼されることが多いサービスです。
作成できるメールアカウント数に上限がないか、ウイルスチェックや迷惑メールフィルターが付いているかを確認しておきましょう。

そのほかにも、WordPressの簡単インストールやステージング環境があると、サイトの制作から公開までの作業がスムーズになります。

再販できるおすすめのレンタルサーバー4選

再販が許可されているレンタルサーバーを4つ紹介します。

まずは4社の再販条件を一覧表で比較します。

項目ConoHa WINGmixhostエックスサーバーロリポップ
再販の可否(会員規約 第10条)(利用規約 第17条)条件付きで可
再販先の数制限の明示なし制限の明示なし計5ユーザーまで制限の明示なし
月額料金の目安970円(ベーシック・12ヶ月契約)968円(12ヶ月契約)1,100円(12ヶ月契約)957円(スタンダード・12ヶ月契約)
ディスク容量500GB無制限500GB(NVMe)450GB
向いている人表示速度と料金のバランスで選びたい人多くのクライアントに大容量で貸したい制作会社少数のクライアントを安定した環境で運用したい人コストを抑えて小規模に貸し出したい人

※料金・条件は2026年7月時点の各社公式サイト・利用規約に基づきます。最新の情報は必ず各社の公式サイトでご確認ください。

ConoHa WING

ConoHa WINGも再販できるレンタルサーバーです。

ConoHaの会員規約では、第10条「本サービスの第三者提供」で、会員自身の名義と責任で第三者にサービスを提供できると定められています。

会員は、会員自身の名義と責任において、本サービスを利用して本サービスと同様のサービスを第三者に提供することができるものとします。但し、その場合、会員は、当該第三者に対し、本規約等に定める本サービスの利用にあたっての禁止事項(第21条第1項各号に掲げる事項に限られません)及び遵守事項を遵守させるものとします。

再販先の行為はすべて契約者の責任になる形で認められています。

なお、ConoHaの規約には、本格的に再販する場合は電気通信事業法に基づく届出等の義務を負う場合があると明記されています。
事業として大きく展開するときは、あわせて確認しておきましょう。

ConoHa WINGは表示速度の速さに定評があり、長期契約なら月額659円から使えるコストパフォーマンスも魅力です。

ConoHa WINGの評判はこちらの記事で解説しています。
ConoHa WINGの評判 ConoHa WINGの評判は?8年使った専門家が語る8つのメリットと5つのデメリット

mixhost

mixhostサーバーは再販を許可しているサーバーです。

mixhostはWordPressのステージング環境が整っているサーバーなので、クライアントのサイトをホスティングするのに最適なサーバーです。

再販も許可されているのでビジネスに活用できます。

特にストレージの容量やデータベースの容量が無制限なのが特徴です。

mixhostの利用規約では「第三者の利用」という部分で定義しています。

1.利用者は、第三者に対し、本サービスが提供する機能の一部又は全部を利用させる場合(利用者が当該第三者に対してID・アカウント・パスワード等を発行して利用させる場合を含みますが、これに限りません。本条のいずれの条項においても同様とします。)、当社は当該第三者に対して利用契約上何らの義務ないし責任も負いません。
2.利用者は、第三者に対し、本サービスが提供する機能の一部又は全部を利用させる場合、当該第三者に対して前条に定める禁止事項を遵守させる義務を負うものとします。当該第三者が禁止事項に該当する行為を行った場合、当該行為は利用者が行った行為とみなされ、利用者は当社及び当該第三者以外の第三者に対して一切の責任を負うこととします。
3.利用者が本サービスの機能の一部又は全部を第三者に利用させる場合、利用者は、当該第三者からの問い合わせ等について、自らの責任ですべて対応しなければならないものとします。
4.利用者が利用する本サービスにおいて、利用者が本サービスの機能の一部又は全部を利用させた第三者が行った一切の行為(不作為を含みます)について、利用者の関与の有無を問わず、利用者は、当社に対し、利用契約又は法令に基づく民事上の一切の義務ないし責任を負うものとします。

mixhostの評判はこちらの記事で解説しています。
mixhostの評判とメリットを検証。高機能だけど初心者にも安心な特徴

エックスサーバー

エックスサーバーは利用者に再販を許可しているサーバーです。

エックスサーバーは昔からウェブサイト制作会社にもよく使われているサーバーです。

エックスサーバーは再販を原則禁止していますが、以下の条件を満たす場合に限り、再販を許可しています。

・当サービスの契約者と再販先とは、直接連絡が可能な状態であること
・不特定の相手を再販先としないこと
・再販先は、一法人または一個人、または家族やサークルなどの特定の一団体をそれぞれ1ユーザーとし、計5ユーザーまでとすること
・契約者は、再販先に対して、禁止事項など当サービスにおける利用規約を説明し、遵守させること
・再販先へのサービス上のサポートは、契約者自身が行うこと
・サーバーに多大な負荷をかけないこと

5ユーザーまでと制限しているのがエックスサーバーの再販の特徴です。

エックスサーバーの評判はこちらの記事で紹介しています。
エックスサーバーの評判 エックスサーバーの評判は?10年使った専門家の本音レビューとデメリット

ロリポップ

ロリポップも再販を許可しているレンタルサーバーです。

ロリポップの最大のメリットは料金が安いことです。

格安なので再販するメリットはあまりないと思いますが、再販も認められているサーバーです。

ロリポップはサーバーの性能が低いので、再販する場合は負荷がかかり過ぎないように管理が必要です。

ロリポップの評判と口コミはこちらの記事で紹介しています。
ロリポップの評判と口コミ・おすすめのプランは安いけど遅い?

再販する場合の注意点

利用規約を確認する

再販する場合は必ずサーバーの利用規約を確認しましょう。

原則として、サーバーの利用規約は再販先でも遵守しなければなりません。

再販できるサーバーでもほとんど共通で、
・サーバーに負荷をかけること
・規約に違反するサイト運営
等は規約で禁止しています。

サーバーの品質を見極める

再販などでクライアントにサーバーを貸し出すなら、サーバーの品質にも気を配る必要があります。

万が一、サーバーにトラブルが発生したら、対応が必要になります。

安定してサービスを提供できるサーバーを選びましょう。

評判や口コミをチェックする

なるべく利用者が多いサーバーの方が、実績も豊富なので利用者に安心してもらえます。

よくある質問

ウェブ制作会社がクライアントのサイトを自社契約のサーバーで運用し、サーバー利用料や保守費用を請求する場合は、再販という扱いになります。
無償で領域を貸し出す場合でも第三者利用に該当するため、契約しているサーバーの利用規約を必ず確認しましょう。

再販が禁止されているサーバーで再販すると利用規約違反になり、警告やアカウント停止・契約解除の対象になる可能性があります。
契約が停止されると、貸し出しているクライアントのサイトやメールもすべて使えなくなるため、再販を始める前に必ず利用規約を確認しましょう。

再販する場合の料金は、サーバー費用にサイトの保守管理費を含めた月額料金として設定するのが一般的です。
サーバーの実費だけでなく、クライアントからの問い合わせ対応やトラブル対応の手間も織り込んで、無理なくサポートを続けられる価格に設定しましょう。

ラッコサーバー(特定条件に限り許可)
さくらのレンタルサーバー
ABLENET
KAGOYA
CPI
Quiccaプラス
などのサーバーが再販に対応しています。

ABLENETレンタルサーバーの評判はこちらの記事で紹介しています。
ABLENETレンタルサーバーの評判と実際に使った感想

再販できるレンタルサーバーのまとめ

レンタルサーバーの再販とは、自分が契約しているサーバーの一部を第三者に貸し出すことです。

ConoHa WING・mixhost・エックスサーバー・ロリポップは再販が認められていますが、エックスサーバーは計5ユーザーまでなど、再販の条件は各社で異なります。

有償・無償を問わず、再販する前には必ず各サーバーの利用規約を確認しましょう。

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