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Googleアナリティクス4の共有設定とは
アナリティクスのレポートを他のユーザーと共有することができます。
GA4の見方がわからない場合など、見方がわかる他の人に共有設定をすれば、Googleのログイン情報を伝えなくてもレポートだけを共有できます。
共有設定を行えるのは管理者だけ
GA4の共有設定をするには、ユーザーを管理することができる「管理者」の権限が必要です。
管理者権限のあるユーザーが、他のユーザーを追加することができます。
もし共有設定の操作ができない場合は、管理者ユーザーではありません。
その場合、管理者に共有設定を依頼するか、あなたのアカウントを管理者に設定してもらいましょう。
アナリティクスを共有するメリット
アナリティクスのデータを他のユーザーに見せて共有することができます。
正しく読み取れる人にデータを共有することで、サイトの改善や集客に活用できるデータを得ることができます。
アナリティクスの見方がわかる人に見てもらいましょう。
Googleアナリティクス4のデータを他のユーザーと共有するために、Googleアカウントのログイン情報を共有する必要はありません。
共有するデータの範囲
GA4では共有するデータの範囲を制限することができます。
GA4の場合、「アカウント」単位での共有と「プロパティ」単位での共有が選べます。
追加するユーザーの権限
共有設定で追加するユーザーの権限を選ぶことができます。
GA4では以下の5つの役割を設定できます。
編集者:プロパティ内のすべてのデータと設定を編集できます。
ユーザーを管理することだけができません。
アナリスト:プロパティのダッシュボードやメモなどを共有、作成、編集ができます。
閲覧者:レポートデータと設定を表示することだけができます。
なし:個別に役割を設定しない場合に選択します。
アカウントの権限とは別の権限を付与したい場合のみ、権限を選択しましょう。
共有設定の方法
Googleアナリティクス4の管理画面からユーザーを追加することができます。
GA4の画面左下にある歯車マークが付いている「管理」をクリックすると以下の画面が開きます。
アカウント単位で共有する場合はアカウントの列にある「アカウントのアクセス管理」を、
プロパティ単位で共有をする場合は「プロパティのアクセス管理」を開きます。
共有する相手のメールアドレスを入力します。
メールアドレスはGoogleアカウントとして登録されているメールアドレスのみ追加できます。
ユーザーに割り当てる役割を1つ選択します。
レポートを閲覧してもらうだけであれば「閲覧者」でOKです。
共有する場合の注意点
- 下の階層も共有される
- 下の階層の権限が優先される
- 必要なくなったら削除する
下の階層も共有される
アカウントのアクセス権を追加した場合、そのアカウントに紐づく全てのプロパティにも同様の権限が付与されます。
特定のプロパティのみを共有したい場合は、プロパティ単位で一つずつ共有しましょう。
下の階層の権限が優先される
共有設定は、下の階層で設定したものが優先されます。
例えば、アカウントのアクセス権が「なし」でもプロパティの権限を「管理者」にすることもできます。
必要がなくなったら削除する
アナリティクスのデータが不要になったらアクセス権を削除して、アクセスできるユーザーを管理しましょう。
サイトでの売り上げなども知ることができる場合があるので、情報管理のためにも定期的に確認しましょう。
GA4のレポートを共有する方法
GA4では各レポート画面や探索のデータを共有することができます。
レポートを共有する方法
共有したいGA4のレポート画面を開きます。
画面の右上にある「このレポートを共有」ボタンをクリックします。
「リンクを共有」をクリックするとURLが表示されるので、そのURLを共有したい相手に送ります。
レポートを共有する場合の注意点
レポートの共有は、事前に共有設定をして追加したユーザーにのみ共有できます。
共有される相手はGA4のプロパティの閲覧権限以上の権限が必要です。


