代替ソフトとして、xpression cameraをおすすめします。
xpression cameraの使い方・自分の顔写真を動かせる無料ソフト
ZoomやGoogle Meetで顔や背景を隠したい時に使うと便利な「Snap Camera」ですが、動作が不安定なこともあり肝心な時に使えないなんてことありませんか?
実は、Snap Cameraを使えない原因がわかれば誰でもすぐに使えるようになります。
この記事ではSnap Cameraが使えない場合の原因と対処法について解説します。
目次
原因その1:うまく起動していない
おそらくSnap Cameraがうまく動作しない原因のほとんどは、連動ができていない状態です。
Snap CameraをZoomやGoogle Meetが正しく認識できないと不具合が起こります。
「No available camera input」
(使用可能なカメラ入力がありません)
「Device is unavailable or used by another application」
(デバイスが使用できないか、他のアプリケーションで使用されています)
Snap Cameraにこのような画面が表示された場合の対処法について解説します。
対処法その1:最新版にする
まずは、ミーティングを開始する前にSnap Cameraのバージョンと、Zoomの場合はZoomのバージョンがそれぞれ最新版になっているかを確認しましょう。
Zoomのバージョンは5.10.7が最新版です。
Snap CameraはVer.1.19.0というのが現時点での最新版です。
最新版ではない場合はこのように自動的に更新版がダウンロードされますので、更新しましょう。
以下のような画面が表示されれば最新版になっています。
対処法その2:起動し直す
ZoomとSnap Cameraをうまく連動させるには、起動する順序が影響します。
Snap Cameraを起動させてからZoomを起動させましょう。
Zoomを起動する前にSnap Cameraを起動させておくことによって、ZoomでSnap Cameraを認識しやすくなります。
起動し直す場合は、Zoomのミーティングを終了しただけではZoomのソフト自体は終了できていないので、ソフトを完全に終了させましょう。
アイコンの上で右クリックをし、両方のソフトを完全に終了させましょう。
青いアイコンがZoom、白い◎のアイコンがSnap Cameraです。
それぞれのアイコンの上で右クリックし、Snap Cameraの場合は「Quit」、Zoomの場合は「終了」を選択します。
対処法その3:カメラの切り替え
ZoomやGoogle Meetの設定で、Snap Cameraを通したカメラを選択できていない場合があります。
以下の画面が表示される場合は、Snap Cameraを正しく認識できていない状態です。
一旦デフォルトのカメラに戻してから再度Snap Cameraを選択してください。
zoomの場合は、設定の「ビデオ」を選択します。
プルダウンの中からデバイスのカメラと、Snap Cameraを選択できるようになっているはずなので、一旦別のカメラを選択してから、再度Snap Cameraを選択してみてください。
Google Meetの場合は、設定の中にある「動画」の部分でカメラの選択を切り替えられます。
原因その2:背景と顔が混ざってしまう
正しくSnap Cameraを認識できていても、肝心のビデオ映像が透けてしまったり、顔が背景と同化してうまく映し出せない場合があります。
まず背景と一緒に自分自身が透けてしまう場合は、背景と同系色の服を着ていたり、自分自身が背景との差があまりなくてSnap Cameraが顔と背景を識別できない状態です。
対処法その1:背景の色や服装を工夫する
背景を人物を識別しやすくするために、なるべく背景と違う色の服を着てください。
白色の背景の時、白いシャツを着ていると識別がしづらいため、シャツまで背景として表示され透けてしまいます。
スペックの高いパソコンの場合、Zoomの背景とフィルター設定画面にある「グリーンスクリーンがあります」のチェックを外せます。
バーチャル背景の設定方法はこちらの記事でも解説しています。
Zoomのバーチャル背景が透けてしまう場合の対策
対処法その2:グリーンバックを使う
更にしっかりとバーチャル背景を使いたい場合は、グリーンバックと呼ばれる緑色の布を背景にしましょう。
背景部分が緑色であれば、バーチャル背景がきちんと機能します。
グリーンバックはアマゾンなど販売されていますので、ぜひ試してください。
安いものでは千円台から購入できます。
ミーティングの際に、自分の後ろにこのような布をかざすことによって、バーチャル背景がきれいに表示されます。
少しでも映像をキレイに見せるには外付けのカメラがおすすめです。
3,000円未満のカメラでも既存のカメラよりも画素数が高いので、クリアな映像を見せることがでできます。
Zoomの仕様では、以下の2通りの条件が示されていています。
これらの条件に当てはまっていないパソコンの場合は、「グリーンスクリーンがあります」のチェックは外せませんので、グリーンバックを使うなどの工夫が必要です。
【オプション1】
Zoom Desktop Client for PC, version 4.4.53582.0519以上
Windows 7、8、または10(64ビット)
第4世代i7クアッドコア以上のプロセッサ
【オプション2】
Zoom Desktop Client for PC, version 4.5.4 (5422.0930) 以上
Windows 10 (64ビット)
第6世代インテルi5デュアルコア以上のプロセッサ
CPUがi7クアッドコア以上でない場合、統合GPUが有効で、統合GPUのグラフィックスドライバのバージョンが23.20.xx.xxxx以上の場合
Snap Cameraの使い方はこちらの記事で解説しています。
Snap Cameraの使い方。Zoomで使うコツ
Snap Cameraの危険性
Snap Cameraには、特定の危険性はありません。
Snap Cameraを使用することで、フィルターをデスクトップで使用できるだけです。
ただし、Snap Cameraを使用するには、Webカメラやデスクトップ画面を録画するアプリやサービスと連携させる必要があります。
これらのアプリやサービスには、プライバシー侵害やウイルス感染の危険性がある場合があるため、使用するアプリやサービスを選ぶ際には、安全性を確認するよう注意しましょう。