エックスサーバーは早い?高速化と実際のスピードを検証

エックスサーバーの評判を見ると、「早い」という意見や「他のサーバーに比べると遅い」という評判もあります。

この記事は以下のような人におすすめ
エックスサーバーは早いの?
高速化するための機能を知りたい
実際のスピードを見てみたい

実際に現在もエックスサーバーを利用している私が感じたことを含めて解説します。

サーバーの高速化とは

エックスサーバーを使うユーザーがサイトの表示速度を早くするには、大きくわけて以下の3つの方法があります。

  • エックスサーバーの設定を最適化する
  • プラグインソフトを活用する
  • サイトのテーマを改善する

エックスサーバーの高速化設定

エックスサーバーではサイトの表示を高速にするため、様々な技術を導入しているので紹介します。
標準でONになっているものもありますが、確認しましょう。

Xアクセラレータ

Xアクセラレータ(エックスアクセラレータ)とは、ページの表示を高速にし安定させるための機能です。

この機能を有効にすることで、キャッシュ機能を使わなくてもPHPは最大20倍、Wordpressでは最大10倍の高速化することができます。

Xアクセラレータは、一言でいうとPHPの処理速度を高めるための機能です。
Xアクセラレータにはver.1とver.2があり、特にWordPressなどPHPを使うサイトで効果を発揮します。

これによって高速化(キャッシュ)と安定化を実現しています。

実際に使ってみると、体感速度で早くなっと感じるくらい高速化することができます。

Xアクセラレータver.1かver.2はドメインごとにどちらかを選択することができます。
デフォルトではオフになっています。

Xアクセラレータ Ver.1は、
静的ファイルの高速化と同時アクセス数の拡張のための機能です。
静的ファイルをサーバーにキャッシュすることで、サイトの高速化と同時アクセス数の拡張を行います。
キャッシュの対象ファイルは、.css .js .jpeg .jpg .gif .pngなどで、キャッシュの保存期間は2分間です。

Xアクセラレータ Ver.2は、
ver.1に加え、PHPプログラムの処理速度を最大20倍まで向上させることができる機能です。
対象となるPHPは、7.4.X、7.3.x、7.2.xです。

サイトによってはアクセラレータを使うと動作がおかしくなる場合があるので、オンにした後は必ずサイトの動作を確認しましょう。

HTTP/2

HTTP/2とは、通信の効率を改善することができる機能で、SSLに対応させたホームページの表示速度を大幅に向上させることができる新しい通信規格のことです。

HTTP/2とは、HTTPS通信において表示速度を向上させる効果をもつ通信プロトコルのことです。
HTTP/1では、サーバーへのリクエストを1つずつ処理するため表示がかかっていたものを、HTTP/2では並列で処理を行うことができるため、複数リクエストに対しサイトの表示を速くすることができます。

HTTP/2ではサーバーとクライアント間で複数のリクエストを同時に複数処理する仕組みのため、画像やCSSを多用しているサイトで特に効果を発揮します。

常時SSL化をすると自動的にHTTP/2が適用されます。

この機能はオプションで選択するのではなくHTTP/2は標準となっています。

FastCGI

FastCGIとはPHPやCGIによる処理を次回以降は起動を省略し、CPUの負荷を軽減させ、サーバーでの処理を高速化する機能です。

FastCGIとは、プロセスを初回に実行する際に該当するプロセスを一時的にサーバー内に保持することで、次回以降の実行時に「起動・終了」を省略できます。
これによって高速化や、プロセスの「起動・終了」に伴うCPUへの負荷を軽減することができます。

CGIはリクエストがある度に起動と終了処理が発生します。
そのため、続けて100回リクエストがあれば起動と終了を100回繰り返すことになり効率が悪いです。

FastCGIではこれを改良し、一度起動したプログラムは一定期間メモリ上に展開しておくことで、起動と終了を繰り返すことなく処理することができ、結果的に高速化に繋がるというものです。

ブラウザキャッシュ

ブラウザキャッシュとは、ブラウザのキャッシュを利用する設定をし、再びアクセスされた時にキャッシュデータを読み込むことでサイトを高速表示させるための機能です。

ブラウザ側でキャッシュ利用を指示するレスポンスヘッダの出力を付加するものです。

ブラウザキャッシュの設定は以下の2種類あります。
全ての静的ファイル
CSS/JavaScriptを含む全ての静的ファイルに対してブラウザキャッシュ設定を有効にする場合

CSS/JavaScript以外
CSS(.css)、JavaScript(.js)を除く静的ファイルに対してブラウザキャッシュを有効にする場合

この機能はブラウザに対し、強力に影響を及ぼす可能性があるため、サイトによっては利用しない方がいい場合もあります。

さらに表示が崩れる場合もありますので、設定後は必ず動作確認をしましょう。
設定を変更してから実際に反映されるまでには最大15分程度かかります。

サーバーキャッシュ

サーバーキャッシュとは、エックスサーバー上にファイルのキャッシュが作成することで、サイトの表示速度・同時アクセス数を大幅に向上させることができる機能です。

サーバーキャッシュを有効化すると、WEBサイト上のすべてのファイルをキャッシュして、高速化と同時アクセス数の拡張が行われます。

キャッシュされる期間はファイル(拡張子)によって異なりますが、通常のファイルは2分間です。

※ドメイン単位でON/OFFの設定ができます。
※サーバーキャッシュを有効にするとXアクセラレータも有効になります。

注意
サイトによってはキャッシュをしない方が良いサイトもあるので、確認しましょう。

OPcache

OPcacheとは、PHPの初回実行時にPHPの内容を最適化した状態でキャッシュしておき、次回以降にそのキャッシュを利用することでCPUの負荷を減らしたり、PHPの高速化を図ることができる機能です。

この機能は選択して利用するものではなく、エックスサーバーでは標準で搭載されているので設定は不要です。

PHPのバージョン

WordPressのプログラムはPHPというプログラミング言語で動いています。
PHPにはバージョンがあり、最新のバージョンでは高速化が図られています。

エックスサーバーではドメイン単位でPHPのバージョンを変更することができます。

※ただし、プラグインによっては最新のプラグインにすると不具合がでる場合もあるので、バージョンを変更する場合は慎重に設定してください。

エックスサーバーの表示速度を調査

エックスサーバーの速度測定用サイト
xserver.w-speed.net/

Google PageSpeed Insightsでの測定結果

PageSpeed Insightsでの測定結果

エックスサーバーの測定結果

高速化のまとめ

このように高速化のための機能が搭載されているので、専門知識がなくても管理画面から選択をするだけで、ホームページの状況に合わせてページの表示速度を速くすることができます。

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