- 本当に速いサーバーはどれ?
- サーバーよって速度はそんなに違うの?
- 速いサーバーの実際の評判は?
レンタルサーバーの公式サイトを見ると、どのサーバーも「ページ表示速度No.1」などと書かれています。
本当に速いレンタルサーバーはどこかわかりづらいですよね。
表示速度の速さをよく比較されるのが、
・ConoHa WING
・mixhost
・エックスサーバー
・シンレンタルサーバー
・ロリポップ
の5社です。
どのサーバーも速いですが、実際にどのくらい差があるのか調べてみました。
これからWordPressブログを始めるなら、表示速度の速いサーバーを選びましょう。
・実際の速度の計測結果
・各サーバーとの表示速度比較
この記事では、実際にConoHa WINGとmixhost
とエックスサーバー、シンレンタルサーバーの計4社に同じWordPressを設置し、速度を比較しました。
目次
サーバー速度の比較方法
サーバーの表示速度を比較するには、なるべく同じ条件で比較する必要があります。
速度比較のために、実際に各サーバーに同じWordPressを設置しました。
サーバー比較の条件
2024年4月時点の状態で、ConoHa WING、mixhost、エックスサーバー、シンレンタルサーバーの4社の速度を比較してみました。
なるべく同じ条件で比較するため、各サイトを以下の条件に揃えて測定しました。
プラグイン:なし
テーマ:SANGO
固定ページ:トップページのみ
投稿ページ:なし
パフォーマンスの総合得点
表示速度の計測はGoogleのPageSpeed Insightsを使って測ってみました。
いずれもモバイル版での計測結果です。
スコアは100点満点で、数値が高いほど速度が速いことを示します。
※時間帯やアクセス状況によって数値は変わります。詳細はご自身で確認してください。




Lighthouse Scoring Calculatorの結果一覧
GoogleのPageSpeed Insightsの中に、Lighthouse Scoring Calculatorという機能が搭載されています。
その結果も紹介します。



3社で目立った部分は特にない、という結果になりました。
mixhostは全体的にちょっと速い、ということです。
各指標の解説
GoogleのPageSpeed Insightsでは以下の6つの指標で表示速度を表しています。
First Contentful Paint
First Contentful Paintとは、テキストまたは画像が初めてペイントされるまでにかかった時間のことです。
Speed Index
Speed Indexとは、ページのコンテンツが取り込まれて表示される速さを表します。
Largest Contentful Paint
Largest Contentful Paintは、最も大きなテキストまたは画像が描画されるまでにかかった時間です。
Time to Interactive
Time to Interactiveとは、ページが完全に操作可能になるのに要する時間です。
Total Blocking Time
Total Blocking Timeとはタスクの処理時間が 50 ミリ秒を上回った場合の、コンテンツの初回描画から操作可能になるまでの合計時間(ミリ秒)です。
Cumulative Layout Shift
Cumulative Layout Shiftとはビューポート内の視覚要素がどのくらい移動しているかを測定する指標です。
比較のまとめ
計測する時間帯によって結果は若干異なりますが、上位3社は大きな差はありません。
公開されている性能を比較しても一番速いサーバーはmixhostなので、少しでも速さを重視したい場合はmixhostをおすすめします。
mixhostサーバーの評判と口コミはこちらの記事にまとめています。
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