- WordPressテーマTCDの評判はどうなの?
- TCDのデメリットは?
- 実際の使い勝手を知りたい
作りたいサイトのイメージに合わせてテーマを選ぶと、サイト制作までの時間を短縮できます。
・TCDの特長やデメリット
・実際の管理画面の使いやすさ
この記事ではデザインテーマで有名なWordPressテーマ「TCD」のメリットや公式サイトには書かれていないデメリットを解説します。
目次
WordPressテーマTCDとは
WordPressのテーマ「TCD」とは、株式会社デザインプラスが販売するWordPressテーマのブランド名です。
TCDテーマの主な特徴は以下の3つです。
- ジャンルに合わせて選べる
- デザイン重視
- 初心者でも使える簡単な管理画面
有料テーマをおすすめする理由
これからWordPressブログを始める初心者の人には、有料のWordPressテーマがおすすめです。
有料テーマをおすすめする理由は、時間と費用の節約になるからです。
無料のテーマの場合、カスタマイズが必要だったり、自分ではできない作業を調べたりすると結果的に時間もロスしてしまいます。
もし、費用をかけられなければ無料テーマで作るしかありませんが、多少の費用をかけてでも有料のテーマを使うことをおすすめします。
テーマの価格は数千円~高くても3万円位が有料テーマの相場です。
WordPressテーマの選び方はこちらの記事で解説しています。
WordPressテーマの選び方と選び方の基準。テーマの評判まとめ。
TCDテーマの評判
実際にTCDテーマを利用したユーザーの口コミをまとめてみました。
評判の良い口コミ
美しいデザインのサイトを作りたい、店舗・ショップのホームページを作るならTCDのテーマがおすすめ!特にトップページ!
洗練された美しいデザインのサイトを作りやすいですよ^^— きょうこ@女性向けサロン・教室専門WEB制作 (@entraineweb) March 9, 2023
飲食店向けのWordPressテーマならTCDテーマの『Tree』がオススメ。
画像と文章さえ準備すればオシャレなホームページを制作できます。
画像と文章の位置も自由に決められるのでプログラミングの知識も不要です。
デモサイトを作って飲食店へ営業していこう。#WordPress#WEB制作#HP#TCD
— イッシー@WEB制作のプロ (@iycoding) March 7, 2023
WordPressのTCDテーマについて調査中。むしろテーマ使って構築したことがないのでいろいろ新鮮だったりします😳
カスタマーに問い合わせたら結構早くお返事くれる。
こういう対応うれしいです😍— みえこ@上級ウェブ解析士 l 制作からシステム開発、運営までお任せ (@mieko__chon) May 19, 2023
TCDのテーマはじめて使ったけど、いいな。
自由度低いけどはめ込んでいけば出来上がる感。
美的センスZEROのワイにはめっちゃありがたい。
SEO的に弱いという指摘もあるけど、今は神のコアアップデート次第で地の果てまで飛ぼされるしなぁ。#wordpress— コモド@JTC情シス (@Vbar_pagas) May 20, 2020
TCDのテーマはカッチリ決めたいときはいいな~
とりあえずでやってみて、大体の構成は出来てきた
で、このまま作り込みに入りたいけど、明日は次男と1日格闘するようだから、明後日から頑張る(笑)おやすみなさーい😴
— 笑門ハチ (@warakado_hachi) July 11, 2021
新ホームページ作成にワードプレス有料テーマを買って着手した。
いくつか比較検討したけど、見せ方と表示ストレスなど考慮してTCD treeというテーマに決定。
飲食店のHPは写真が重要なので、今のうちに試作を撮りながら仮組みしていこう。— 近藤直人 (@cook_lesson) February 14, 2023
評判の悪い口コミ
TCDのテーマ
きれいだと思って購入しましたが高額テーマなのに致命的不具合があり
問い合わせをしても
迷惑がかかっていることへの配慮もなく
対応も最悪😡
がっかりしました🤬海外の優れたテーマをもっと研究して使ったほうが良かった💝Eコマースにはastraというテーマがいい
EGOは欠陥品注意— ゆうこ🌺中国輸入⇒Amazon輸出😊 (@yuuko_port) July 5, 2021
テーマを自分でカスタマイズする方が早いですね。
初案件の制作で初めてTCDテーマを使っていますが、画像設定したのに表示されなかったり、デフォルトのCSSがクセ強かったりと苦戦しております😅
まぁ何とかなるやろ、と思って応募したので、何とかするしかないです🔥#駆け出しエンジニアと繋がりたい#プログラミング初心者
— ゆりか|簿記1級の経理屋 (@yurika_m1231) March 2, 2021
WordPressテーマ「TCD」の一覧
TCDテーマが2024年時点で80個以上のデザインテーマが販売されています。
たくさんあるのでジャンルに分けてご紹介します。
ブログサイト向け
レストラン・バー等の飲食店向け
病院・クリニック向け(3テーマ)
歯科やクリニック向けWordPressテーマはこちら病院やクリニック用おすすめWordPressテーマ3選
美容・サロン向け
- 感性を前面に出せるビジュアルとストーリー訴求が可能なトップページ
- 口コミやスタッフ紹介ページなどサロン系サイトに便利な機能を標準搭載
- 必要最低限の情報でもキレイに見せる工夫がされているデザイン
美容室・エステサロン向けWordPressテーマ「SKIN」の評判
コーポレートサイト向け
- 大企業にも対応したコーポレートサイト向け
- プレスリリースなどの拡張されたお知らせ機能
- 複数の事業ごとに分けて表示が可能
コーポレートサイト向け有料WordPressテーマ「NANO」の評判
アフィリエイトサイト向け
ECサイト向け
店舗向け
WordPressテーマTCDの4つのメリット
- デザインの種類が豊富
- 1度購入すれば複数サイトでも利用可
- カスタマイズもできる
- 目的別で選べる
デザインの種類が豊富
TCDテーマの特徴は業種に合わせたデザインテーマが豊富にあることです。
合計80種類のデザインテーマが販売されています。
たくさんある種類の中からサイトの内容にあったテーマを見つけられます。
特に画像を活用するデザインが多いので、きれいな画像を見せたいサイトに向いています。
複数サイトで利用できる
一度購入したテーマは自分で所有するサイトに限り使い回しができます。
もちろん商用利用も可能です。
購入したテーマはTCDのマイページからダウンロードできるようになっています。
TCDテーマは随時アップデートされる可能性があります。
テーマファイルが必要な時に、TCDのマイページから最新バージョンのテーマをダウンロードできます。
カスタマイズが許可されている
TCDの管理画面から編集できない部分は、カスタマイズも許可されています。
TCDテーマはテーマごとに搭載されている機能が違い、設定できる部分が決められています。
有料デザインテーマは改変を許可していないこともありますが、TCDテーマでは編集が許可されています。
デザインプラス社が運営するカスタマイズに関する情報サイト「TCD LABO」で修正方法などが提供されています。
参考
TCD LABOTCDのカスタマイズを研究するサイト
ただしカスタマイズ編集は自己責任で行う必要があります。
目的別で選べる
作るサイトの目的やジャンルに合わせてテーマを選べます。
美容室向けテーマや、飲食店向けテーマ、クリニック向けテーマなど、サイトの目的に合わせてデザインされたテーマがあります。
用途やジャンルに合わせて選べ、それぞれ必要な機能が搭載されています。
実際に仕上がったイメージをデモサイトとして見れるので、完成形のイメージがわきやすいと思います。
【ブログ・オウンドメディア向け】
主に雰囲気を重視する女性向けとして制作されたテーマです。
毎日記事を更新していきやすいスタイルで、レイアウトもシンプルでありながら作りこまれたデザインになっています。
記事を読みやすくするためのアンダーラインや吹き出しを簡単に設置できるクイックタグも標準で搭載されています。
【士業向け】
弁護士や税理士、司法書士などの「士業」サイト用のデザインテーマです。
カッチリとした信頼感を高められるデザインです。
スタッフの一覧を写真付きで紹介できる機能が特徴で、所属する方々のプロフィールを掲載できる等、企業サイトなどにも幅広く利用ができるテーマです。
固定ページのレイアウトは4つのデザインパターンから選択して作成できます。
士業向けWordPressテーマはこちら
士業向けWordPressテーマ「LAW」の評判と便利な機能
動画や静止画、Youtubeなどをトップページ上部にスタイリッシュに組み込める店舗用のテーマです。
ブログやお知らせ以外にも、イベント、インタビュー、FAQなど幅広い投稿タイプが用意されていて、新規の集客、リピーター向け等の店舗をアピールする事が出来ます。集客から成約までの導線を意識したテーマです。
店舗向けWordPressテーマ「Switch」の評判はこちらの記事で解説しています。
美容室や整体院、エステサロンなどの技術を体験を提供する店舗向けに最適化されたテーマです。
トップページでは、画像や動画を組み合わせて演出でき、好印象を与えられるようになっています。
「お知らせ」以外にも「コース」や「キャンペーン」「スタッフ」などの独立したページが用意されていて、枠に当てはめていくだけですぐに作れます。
他の店舗と差別化を図るための施策が随所に施されたテーマになっています。
エステサロン・美容室向けWordPressテーマ「SKIN」の評判はこちらの記事をご覧ください。
美容室・エステサロン向けWordPressテーマ「SKIN」の評判
大企業向けのコーポレートサイトにも使えるテーマです。
会社案内や事業紹介などのページは、一覧ページと詳細ページと二段構成になっているので事業部ごとに分ける場合や事業部間で連携させたい場合などに向いています。
コーポレートサイトに必要なお知らせ記事欄も、種類ごとに分けてトップページに表示できる機能も搭載されています。
デモサイトでは、バイオベンチャー系企業をイメージして作られたサイトになっています。
コーポレートサイト向けWordPressテーマはこちら
コーポレートサイト向け有料WordPressテーマ「NANO」の評判
清潔感があり、安心感もあるクリニック用WordPressテーマです。
特に歯科医院やクリニック、病院のサイトに最適なサイト構成になっていますので、購入後にすぐにサイトを開設できます。
特に「診療内容」などのカテゴリーは見やすく設定されていますので、レイアウトの枠に当てはめていくだけで簡単に制作ができます。
歯科やクリニックにおすすめのWordPressテーマはこちらの記事で紹介しています。
病院やクリニック用おすすめWordPressテーマ3選
この他にもある全てのTCDテーマを確認したい方はこちらの記事もご覧ください。
【TCD】WordPressテーマ一覧の比較と評判
TCDテーマの3つのデメリット
TCDテーマには主に3つのデメリットがあります。
- 編集できる部分が限られている
- 価格が高いものもある
- 記事装飾の機能が少ない
編集できる部分が限られている
TCDは管理画面から簡単に設定ができるようになっているため、管理画面にない項目は管理画面から編集ができません。
管理画面から操作できない部分は、テーマファイルを直接カスタマイズが必要です。
TCDの中でもテーマによって管理画面の構成が異なります。
テーマファイルをカスタマイズをするには専門知識が必要です。
カスタマイズは、TCDのサポート対象外になってしまうので自己責任で行いましょう。
カスタマイズする場合は、バックアップを取って復元できる状態にしてから編集するのがおすすめです。
価格が高いものもある
TCDテーマの価格は、新しく高機能なテーマほど値段が高いです。
一般的なブログ向けの有料テーマは、1万円~2万円未満のものが多いですが、TCDテーマは39,800円や49,800円のテーマもあります。
高額な分、搭載されている機能が多く他のテーマには無い機能があります。
そういった高機能なものを選ばなければ、一般的な有料テーマの価格くらいで選ぶと良いでしょう。
記事装飾の機能が少ない
TCDテーマは記事を装飾するための機能はあまり搭載されていません。
テーマによっては、見出しをきれいに見せるための機能や、ボタンや枠、段落などを簡単にきれいに見せるための機能がありますが、TCDにはほとんどありません。
記事を装飾する場合は、「TinyMCE Advanced」などのプラグインを使って対応するのがおすすめです。
TCDテーマの実際の編集画面
TCDテーマはすべて管理画面の中から、写真を追加したりレイアウトを変更したり各種設定ができます。
テーマによって機能が異なるので管理画面も若干違います。
わからないことがあってもテーマごとに専用のマニュアルサイトがあるので基本的にはそれを見ながら初期設定を行えば問題なく操作できます。
実際の画面はこのようになっています。
TCDテーマを選ぶ際の注意点
テーマごとに機能が違う
TCDのテーマは、テーマによって搭載されている機能に違いがあります。
テーマオプションから変更できない部分は、プラグインを活用したり、独自のカスタマイズを行って対応させる必要があります。
購入前にどんな機能があるのかを確認しておきましょう。
テーマを使えるのは所有者のみ
WordPressのTCDテーマは原則、購入者のサイトにしか使えません。
そのため、サイトの所有者ではない制作者が購入してサイトを制作することはできません。
詳しくはTCDテーマの規約を確認してください。
よくある質問
TCDテーマは自己所有のサイトに限り商用利用もできます。
TCDのテーマは自己所有のサイトであれば何サイトにでも利用できます。
特に申請の必要もありません。
例えば、知人のサイト制作を無償で請け負う場合でも、別途テーマの購入が必要です。
制作代行業務で利用する場合は、「特別ライセンス」というものを購入する必要があります。
価格は30,000円です。
クレジットカードやPayPal決済の場合は、決済後すぐに登録したメールアドレス宛にテーマファイルがダウンロードできるURLが送信されてくるので、すぐに利用したい場合はクレジットカードかPayPal決済をおすすめします。
銀行振込の場合は、入金が確認できてからテーマファイルが送られてくるので少し時間がかかってしまします。
一般的なレンタルサーバーであれば、必要な条件を満たしています。
ページの編集画面に「ビジュアル」「テキスト」の他に「コンテンツビルダー」という独自の編集画面が追加されます。
テーマ独自のコンテンツをドラッグ&ドロップで並び変えたりすることが簡単にできるようになっています。
テーマの不具合が修正されたり、新しい機能が追加されたりするので、購入者はテーマを再度ダウンロードしアップデートしましょう。
古いTCDのテーマはあまり更新されていないので、新しいテーマの方がおすすめです。
各テーマごとの更新状況はこちらのサイトで確認できます。
参考
TCDのアップデート情報TCD公式サイト
まとめ
TCDテーマを使う選択の最大のメリットは、WordPress初心者でもデザインが整ったサイトをすぐに制作できることです。
実際にいくつかのテーマを使っていますが、今のところ大きな問題もないので制作のスピードアップのために購入することをおすすめします。
TCDテーマの一覧はこちらの記事もご覧ください。
【TCD】WordPressテーマ一覧の比較と評判
WordPressブログにおすすめの有料テーマはこちらで紹介しています。
WordPress有料テーマ・ブログ初心者におすすめのテーマ5選