エックスサーバーの全プラン全機能を徹底解説

エックスサーバーの契約を検討している場合、どのプランを選ぶのが良いのでしょうか?

プランによって機能はどのような違いがあるのでしょうか。

実は、エックスサーバーのプランは「X10」で十分なのです。

この記事ではエックスサーバーにある機能と、プランの選び方について詳しく解説していきます。

エックスサーバーについてはこちらを参考にしてください。
実際に使って実感したエックスサーバーの評判について

基本的な機能

まずは基本的なサービスや機能について解説します。

無料お試し

最大10日間、ほぼ全ての機能を無料で試すことができます。

一部ドメイン設定などは料金支払い後でないと利用できませんが、すぐに支払っても自動的に10日間は無料期間として設定されていますので、11日目以降から料金が発生します。

まずは管理画面の使い勝手や表示速度などをいろいろ試してみてから使いたい、という方には安心です。

ディスクスペース(SSD)

いわゆるサーバーの容量のことで、サイトのデータを保存したりメールを保存することができる容量を指します。
容量はプランごとに異なり、X10では200GB、X20では300GB、X30では400GBまでとなっています。

大きな容量を必要とするサイトでない限り、X10で十分です。

エックスサーバーではハードディスク(HDD)ではなく高速で読み書きができるSSDを採用しています。

データベース

データベースはワードプレスなどのソフトを利用する場合は必須です。

データベースのバージョンは、MySQL 5.7.x系を利用でき、容量はMySQLデータベース1つにつき2GBが目安となっています。

作成できるデータベースは全プランともに無制限ですが、MySQLユーザーはX10プランでは50までの制限があります。

ドメイン

エックスサーバでは複数の独自ドメインを利用できるマルチドメインにも対応しています。
利用できるドメイン数は無制限です。

独自ドメインの中に作るサブドメインも無制限に作ることができます。

エックスサーバー社が運営するエックスドメインでドメインを取得すると更新費用が安く抑えられます。
エックスサーバーでドメインを取得し設定する方法

メール

昨今ではGmailなどの外部サービスを利用する機会が多いので、サーバーのメール機能を利用する方は減ってきていますが、メールの機能も充実しています。

メールアカウント:メールアドレスは無制限に作成できます。

メーリングリスト:登録した複数の相手間でメールの送受信ができるメーリングリストも作成できます。

メールマガジン:登録した複数の相手に一斉にメールを送信することができます。1つのメールマガジンにつき1,000件のアドレスまで追加できます。

Webメール:ブラウザー上でメールの送受信ができる機能です。
スマホ、タブレットからの利用も可能です。

メール転送:受信したメールをあらかじめ登録しておいた転送先に自動で転送することができるサービスです。
複数の転送先に無制限に転送できます。

PHP

エックスサーバーでは現在PHP7とPHP5が利用できます。
新しくつくるサイトではPHP7を利用すると思いますがサイトによってPHP5を使い分けることもできます。
従来のPHPよりもパフォーマンスが向上しているPHP7.2.x以降を使うことをおすすめします。
「Xアクセラレーターver.2」を使う場合はPHP7を使う必要があります。

Webサイト高速化に関する機能

エックスサーバーの最大の特徴は、サイトの高速化に関する機能がたくさん搭載されている点です。
1つ1つみていきましょう。

Xアクセラレータ

Xアクセラレータとは、一言でいうとPHPの処理速度を高めるための機能です。
Xアクセラレータにはver.1とver.2があり、特にWordPressなどPHPを使うサイトで効果を発揮します。

これによって高速化(キャッシュ)と安定化を実現しています。

実際に使ってみると、体感速度で早くなっと感じるくらい高速化することができます。

Xアクセラレータver.1かver.2はドメインごとにどちらかを選択することができます。
デフォルトではオフになっています。

Xアクセラレータ Ver.1は、
静的ファイルの高速化と同時アクセス数の拡張のための機能です。
静的ファイルをサーバーにキャッシュすることで、サイトの高速化と同時アクセス数の拡張を行います。
キャッシュの対象ファイルは、.css .js .jpeg .jpg .gif .pngなどで、キャッシュの保存期間は2分間です。

Xアクセラレータ Ver.2は、
ver.1に加え、PHPプログラムの処理速度を最大20倍まで向上させることができる機能です。
対象となるPHPは、7.4.X、7.3.x、7.2.xです。

サイトによってはアクセラレータを使うと動作がおかしくなる場合があるので、オンにした後は必ずサイトの動作を確認しましょう。

HTTP/2

HTTP/2とは、HTTPS通信において表示速度を向上させる効果をもつ通信プロトコルのことです。
HTTP/1では、サーバーへのリクエストを1つずつ処理するため表示がかかっていたものを、HTTP/2では並列で処理を行うことができるため、複数リクエストに対しサイトの表示を速くすることができます。

HTTP/2ではサーバーとクライアント間で複数のリクエストを同時に複数処理する仕組みのため、画像やCSSを多用しているサイトで特に効果を発揮します。

常時SSL化をすると自動的にHTTP/2が適用されます。

この機能はオプションで選択するのではなくHTTP/2は標準となっています。

FastCGI

FastCGIとは、プロセスを初回に実行する際に該当するプロセスを一時的にサーバー内に保持することで、次回以降の実行時に「起動・終了」を省略できます。
これによって高速化や、プロセスの「起動・終了」に伴うCPUへの負荷を軽減することができます。

CGIはリクエストがある度に起動と終了処理が発生します。
そのため、続けて100回リクエストがあれば起動と終了を100回繰り返すことになり効率が悪いです。

FastCGIではこれを改良し、一度起動したプログラムは一定期間メモリ上に展開しておくことで、起動と終了を繰り返すことなく処理することができ、結果的に高速化に繋がるというものです。

OPcache

OPcacheとは、上記のFastCGIと似たような機能でPHPの初回実行時にPHPの内容を最適化した状態でキャッシュしておき、次回以降にそのキャッシュを利用することでCPUの負荷を減らしたり、PHPの高速化を図ることができる機能です。

この機能は選択して利用するものではなく、エックスサーバーでは標準で搭載されていますので設定は不要です。

ブラウザキャッシュ設定

ブラウザキャッシュ設定とは、ブラウザのキャッシュを利用する設定をし、再びアクセスされた時にキャッシュデータを読み込むことでサイトを高速表示させるための機能です。

ブラウザ側でキャッシュ利用を指示するレスポンスヘッダの出力を付加するものです。

ブラウザキャッシュの設定は以下の2種類あります。
全ての静的ファイル
CSS/JavaScriptを含む全ての静的ファイルに対してブラウザキャッシュ設定を有効にする場合

CSS/JavaScript以外
CSS(.css)、JavaScript(.js)を除く静的ファイルに対してブラウザキャッシュを有効にする場合

この機能はブラウザに対し、強力に影響を及ぼす可能性があるため、サイトによっては利用しない方がいい場合もあります。

さらに表示が崩れる場合もありますので、設定後は必ず動作確認をしましょう。
設定を変更してから実際に反映されるまでには最大15分程度かかります。

サイト作成に関する機能

サイトを作る際に役立つ便利な機能も搭載されています。

簡単インストール機能

簡単インストール機能を使うとWordPressやEC-CUBEなどのCMSを簡単にインストールすることができます。
例えばWordPressの場合、以下の画面に入力するだけでインストールが完了し使える状態になります。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
エックスサーバーにワードプレスをインストールする手順

FTP

FTP(ファイル・トランスファー・プロトコル)とはファイルをサーバーにアップロードしたり、ダウンロードする際に使う機能のことです。
直接サーバー上のファイルを操作する場合は、FTPソフトを利用してアクセスします。

サブFTPアカウント:FTPのアカウントを複数作ることができます。

ファイルマネージャー:FTPソフトが使えない場合、管理画面の中からファイルマネージャーというツールを使うことでサーバー内のファイルを操作することができます。

セキュリティに関する機能

セキュリティーに対してもエックスサーバーでは数々の機能が搭載されています。

SSL

SSLとは通信を暗号化するための仕組みで、これからサイトを作る場合には必ず対応させておくことをおすすめします。
【必須】SSL対応の方法とそのメリット 無料独自SSL:エックスサーバーでは無料独自SSLとして、手軽にSSLを導入することができるサービスがあります。
通常はSSL証明書というものをインストールする必要があるのですが、これを自動で行ってくれるので特に操作は不要です。
ワードプレスを「簡単インストール機能」を使ってインストールする際にも、標準でSSLになります。

オプション独自SSL:高い信頼性が求められる場合は、無料独自SSLではなく独自SSLを利用することもできます。
費用はブランドによって異なりますが月額1,000円~用意されています。詳しくはこちら

自動バックアップ機能

万が一、サーバー上のデータが壊れてしまったり消えてしまった場合に復旧するための自動バックアップ機能です。
毎日自動でサーバー上のデータを過去7日分保存してくれます。

エックスサーバーではサーバーのトラブルに備えて2台のハードディスクに同じデータを保存し、さらにサーバー上のデータを1日1回バックアップ専用のサーバーに自動でコピーしています。

データを誤って消してしまったりしても、サーバーパネルからの簡単な操作のみで復元することができるようになっています。

エックスサーバーのバックアップ機能とは

WAF

WAFとはウェブアプリケーションファイアーウォールのことで、Webアプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃からサイトを保護するための機能です。

デフォルトではオフになっていますのでドメインごとにWAFを設定する必要があります。

エックスサーバーの管理画面上でWAF設定ができます。

ドメインの以下の項目ごとにオン・オフを設定できます。
いずれもオンにすることでサイトの表示に影響を及ぼす可能性がありますので、オンにした後は必ず動作確認をしましょう。

設定を変更してから反映されるまでに最大1時間程度かかります。

XSS対策:javascriptなどのスクリプトタグが埋め込まれたアクセスについて検知します。
SQL対策:SQL構文に該当する文字列が挿入されたアクセスについて検知します。

ファイル対策:.htpasswd .htaccess等のサーバーに関連する設定ファイルが含まれたアクセスを検知します。

メール対策:to、cc等のメールヘッダーに関係する文字列を含んだアクセスを検知します。

コマンド対策:ftp、mail、ping、ls等コマンドに関連する文字列が含まれたアクセスを検知します。

PHP対策:session、ファイル操作に関連する関数のほか脆弱性元になる可能性の高い関数の含まれたアクセスを検知します。

Webページアクセス制限

この機能は、指定のフォルダに対して認証をかけることができます。
IDとパスワードを用いてアクセス制限をかけることができるので、会員制のサイト等、非公開の状態でサイトを運用したい場合に利用できます。

認証はBASIC認証という方法です。

その他の便利な機能

それ以外にもエックスサーバー独自のサービスや機能があります。

WordPress簡単移行機能

WordPress簡単移行機能では、他社で利用しているWordPressの情報を入力することによってエックスサーバー内に引っ越しをすることができるサービスです。

ドメインのネームサーバー設定をあらかじめ設定しておく必要がありますが、簡単に移行ができるのでサーバーを乗り換える場合には便利な機能です。

Webフォント設定

誰でも簡単にウェブフォントが使えるようにしたサービスです。

33種類のフォントの中から選んでサイトに使うことができます。
フォント一覧はこちら

まとめ

このようにエックスサーバーの機能は十分すぎるほどあり、なくて困るということはないと思います。

10日間お試しが無料でできるので、検討中の方は一度実際の管理画面から確かめることをおすすめします。

エックスサーバーの公式サイトへ




実際に使って実感したエックスサーバーの評判について エックスサーバーでドメインを取得し設定する方法
ファスティングのコツ