- エックスサーバーのアクセス解析とは?
- アクセス解析の見方を知りたい
- Googleアナリティクスとの違いについて
エックスサーバーには無料のアクセス解析機能があります。
アクセス解析機能を使うと、特別な設定をしなくても自分のブログに、いつどこからアクセスされたのかを確認できます。
・アクセス解析でわかること
・アクセス解析データの見方
エックスサーバーの評判とデメリットはこちらの記事で解説しています。
エックスサーバーの評判と実際の口コミ。デメリットも徹底解説
一般的なアクセス解析を行うにはGoogleアナリティクス(GA4)がおすすめです。
GA4の設定方法はこちらの記事をご覧ください。
GA4の設定方法。WordPressへの導入方法と初期設定
目次
アクセス解析とは
アクセス解析とは、ブログの読者の属性やブログ内の行動を分析することです。
アクセス解析によってどんな読者がいつ、どのページを見てどんな行動をしたのかを確認できます。
読者の行動がわかると、ブログ内の問題点や改善すべき点を見つけられます。
エックスサーバーのアクセス解析とは
エックスサーバーのアクセス解析機能の中にも、3つの機能があります。
- アクセス解析
- アクセスログ
- エラーログ
の3つです。
アクセス解析の使い方
エックスサーバーのアクセス解析機能は自動的にアクセスのデータを計測しているので設定は不要です。
以下の画像が実際のサイトのアクセス解析の画面です。
シンプルが画面構成になっているので、初心者にも見やすいレイアウトになっています。
アクセス解析の用語
アクセス解析にいくつかの用語があります。
アクセス解析に必要な用語は正しく理解しておかないと、計測したデータを理解できません。
具体的には、以下の用語は最低限理解しておくのがおすすめです。
サイトにアクセスした訪問者の数です。
同じIPアドレスからのアクセスは同一人物としてカウントします。
逆に、同じ人物でもIPアドレスが違う端末からのアクセスの場合は、別人としてカウントします。
ページが表示された回数のことです。
同じ訪問者が何度も画面にアクセスしても、ページビューはカウントされます。
サイトに訪問した回数です。
同じIPアドレスからの訪問は、60分以内であれば重複してカウントしません。
同じ訪問者が朝、昼、晩にそれぞれ訪問した場合、訪問回数は3になります。
アクセス解析でわかること
エックスサーバーのアクセス解析では、以下のようなデータを期間を区切って確認できます。
・1日ごとのアクセス数
・平均ページビュー
・ページ別のアクセス数
・時間帯や曜日ごとのアクセス数
・ユーザーが使っているOSやブラウザー
アクセス解析のデータを見るコツ
アクセス解析のデータを見るコツは、知りたいことを考えてから見るのがおすすめです。
計測されたデータをただ見るのではなく、どんな情報を知りたいのかを決めて、それ調べるのがおすすめです。
例えば、
・ページAとページBではどちらのページの方が多く閲覧されているのか?
・どの時間帯が最もアクセス数が増える時間帯なのか?
などです。
アクセスログの使い方
エックスサーバーのアクセスログとは、サーバーのファイルにアクセスされた記録(ログ)のことです。
アクセス解析は主にページ単位の分析ですが、アクセスログはファイル単位で細かく記録されています。
ログのデータは、テキスト形式のファイルで対象日を指定して、ダウンロードできます。
アクセスログで出力される内容
エックスサーバーのアクセスログでは、以下の内容を出力できます。
・バーチャルホスト
・IPアドレス
・クライアントユーザー名(*)
・認証ユーザー名(*)
・タイムスタンプ
・”メソッド URI+QUERY_STRING”
・ステータス
・転送量(単位:バイト)
・リファラ(アクセス元URL)
・ユーザエージェント
具体的には以下のようにテキストで記載されています。
アクセスログでわかること
エックスサーバーのアクセスログでは、アクセスの履歴を確認できます。
例えば、Googleがサイトのデータを収集するために巡回してきた記録も取得できます。
ファイル単位でどんなアクセスがあったのかを知る場合には、アクセスログを見ると把握できます。
GA4の使い方はこちらの記事で解説しています。
GA4の使い方・GA4でブログを分析する方法
アクセスログの設定
エックスサーバーのアクセスログは保存期間を設定できます。
標準では過去30日分のログファイルを日別で保存しています。
保存期間を延ばしたい場合は、保存期間の設定項目で最長9週間まで保存できます。
設定するとログファイルがサーバー(FTP領域)に自動的に生成されていきます。
Googleアナリティクスとの違い
Googleアナリティクスとエックスサーバーのアクセス解析の違いは、タグが必要かどうかです。
Googleアナリティクス(GA4)を使うには、あらかじめGA4のプロパティを作成し、指定されたタグをサイト内の全ページに埋め込む必要があります。
エックスサーバーのアクセス解析はタグの埋め込みは不要です。
GA4の使い方はこちらの記事で解説しています。
GA4の使い方・GA4でブログを分析する方法
まとめ
⇒タグを埋め込んだり設定をしなくても計測できる
・ブログの分析をするならGoogleアナリティクスを導入する
⇒サーバーのアクセス解析機能だけでは、ブログの分析は不十分です。
結果に基づいた改善を行う
解析データをもとに、ウェブサイトの改善を行うことが大切です。
訪問者の行動データや反応を詳細に分析できれば、具体的な改善点も見つけやすくなるからです。
それらのデータを基に、ウェブサイトの利便性を向上させるための改善策を検討し、実行することが重要です。
GA4でブログのページビュー数(表示回数)を確認する方法はこちらの記事で解説しています。
GA4の表示回数とは?ページごとの表示回数を確認する方法