エックスサーバーとmixhostを実際に使って比較してみた

WordPressブログを作るためのサーバー選びで、最終的にエックスサーバーmixhostで迷う方が多いです。

この記事は以下のような人におすすめ
エックスサーバーとmixhostの特徴の違いは?
両社の特徴、メリット、デメリットが知りたい
これからWordPressをお得に始める方法

私はエックスサーバーとmixhostの両方を実際に利用しています。
この記事では、両社の違いについて細かい部分も含めて解説します。
エックスサーバーの評判エックスサーバーの評判とは?実際に使った感想とデメリット 【使ってみた】Mixhost(ミックスホスト)の評判と3つのデメリット

比較した結論

少しでもコスパが良いサーバーを選びたい方にはmixhostをおすすめします。

初期費用など多少高くてもサポートを重視したい方にはエックスサーバーがおすすめです。

どっちかで迷ったらコスパの良いmixhostを選択しておけば間違いありません。

両サーバーの主な特徴

エックスサーバーとmixhostは共に、WordPress初心者から中小企業まで幅広く利用されているサーバーです。

主な特徴としては、
エックスサーバー:豊富な実績と電話サポート
mixhost:後発サーバーらしい先進性と抜群にコスパが良い
といったところです。

エックスサーバーにもmixhostにも、WordPressを始める方向けに「WordPressクイックスタート」というサービスが用意されているので、初心者でもすぐにWordPressブログを始めることができます。
【10分で完成】エックスサーバーのWordPressクイックスタートとは mixhostでWordPressを始める方法【90秒でできる】

比較の条件

両社の一番安いプランでも、一般的なWordPressサイトには十分な機能があるため、この記事では一番安いプラン同士で比較しました。

エックスサーバーは「X10」プラン、
mixhostは「スタンダード」プラン、
との比較です。

この記事は2021年7月18日時点の情報をもとにまとめているので、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

エックスサーバーとmixhostの比較

両社を比較する上で、「料金プラン・支払い方法」「表示速度」「機能・サービス」「サポート」「その他」の5つに分けて徹底比較しました。

料金プラン・支払い方法の比較

※価格はキャンペーン価格等は含めずに税込価格で比較しています。

 エックスサーバー
「X10」
mixhost
「スタンダード」
初期費用3,300円無料
月額料金
(3ヵ月契約)
1,320円1,518円
月額料金
(6ヵ月契約)
1,210円1,298円
月額料金
(12ヵ月契約)
1,100円1,078円
無料お試し期間10日間なし
(30日間返金保証)
支払方法・クレジットカード
・銀行振込
・ペイジー
・コンビニ払い
・クレジットカード
・銀行振込
・PayPal
プラン変更上位への変更は翌月
下位への変更は
契約期限月の翌月
即時
エックスサーバーの初期費用は3,300円(税込)ですが、mixhostは初期費用がかからないので、初期費用を含めた総額を比較するとmixhostの方が安いです。
12ヵ月で契約した場合(税込)
エックスサーバー
初期費用3,300円+(月額1,100円×12ヵ月)=16,500円
mixhost
初期費用0円+(月額1,078円×12ヵ月)=12,936円
差額3,564円
ただし2年目以降はほとんど同じ料金で利用できます。
さらに期間によってはエックスサーバーは初期費用無料のキャンペーンをやっているので最新情報は公式サイトを確認してください。

エックスサーバー公式サイトへ

月額料金については大きな差はありませんが、両社とも契約期間によって月額料金が変わります。

どちらも3ヵ月~のプランがありますが、長期契約ほど月々の料金の割引率が大きくなるので12ヵ月以上のプランをおすすめします。
mixhostの料金プランの違いとおすすめプランを徹底解説 両社は随時お得なキャンペーンを展開しているので、最新のキャンペーンについては公式サイト、またはこちらをご覧ください。

エックスサーバーはキャンペーン中の申込みがおすすめ mixhostのお試し体験とキャンペーン内容について
エックスサーバーには10日間の無料お試し期間が設定されているので、10日以内であれば支払いをせずに無料でサーバーのお試しができます。

一方、mixhostの場合は無料お試し期間はありませんが、30日間の返金保証に対応しているので、30日以内に不満があればいつでも解約可能です。

申し込み後にすぐ利用を開始でき、自動更新にも対応しているので、料金の支払い方法はクレジットカード払いがおすすめです。

支払いはどちらも前払いですが、エックスサーバーの場合、クレジットカードの自動更新払いを設定すると、12ヵ月契約の料金を一括で前払いするのではなく1か月ごとに支払うこともできます。

オンラインでの支払いをしたくない場合は、エックスサーバーの場合はコンビニ払いも可能です。

エックスサーバーの場合、プラン変更はすぐにできません。
急な大量アクセスが予定されている場合、上位プランにしておかないとサイトが表示できない場合があります。

エックスサーバーで上位プランに変更したい場合、20日までに申請をすれば翌月から上位プランに変更ができます。
下位プランへの変更は契約更新月のみ可能です。

一方、mixhostは管理画面から即時プラン変更ができます。
上位プランに変更する場合は、差額を支払いうことで適用されます。

表示速度の比較

エックスサーバーとmixhostを比べた場合、どちらの方がページの表示速度が早いのかを比較しました。
スペック上ではmixhostの方が早いのですが、サイトによっては”エックスサーバーの方が早い”と書いている方もいます。

同じ条件で比較していない曖昧な比較が多かったので、今回は同じ条件で比較するためだけに両サーバーにWordPressを設置してみました。

比較のために独自ドメインを取り実際にそれぞれのサーバーにWordPressを設置し、実験してみました。

測定用のサイトを設置

エックスサーバーの速度測定用サイト
xserver.w-speed.net/
mixhostの速度測定用サイト
mixhost.w-speed.net/

Google PageSpeed Insightsでの測定結果

PageSpeed Insightsでの測定結果
PageSpeed Insightsでの測定結果
結果はスペック通り、mixhostの方が早いとわかりました。

GTmetrixでの測定結果

サイトの表示速度をチェックできるツールとして有名なGTmetrixで計測してみました。
エックスサーバーの測定結果

mixhostの測定結果

何度か計測すると、若干結果の数値が変わることがありますが、相対的にエックスサーバーよりmixhostの方が早いことがわかりました。

表示速度の比較結論
mixhostの方が若干早い
選ぶテーマや掲載する内容次第で速度は変わる
細かく調査方法までよく見ると、エックスサーバーは自社調べによるNo.1に対し、mixhostでは第三者機関による評価で表示速度満足度No.1を獲得しています。

mixhostの早さの理由についてはこちらの記事もご覧ください。
mixhostの表示速度が早い理由

機能・サービスの比較

同じ部分はすべて省略し、違いがある箇所のみ表にしました。

 エックスサーバーmixhost
OSLinuxCloudLinux
CPUAMD EPYC(Rome世代)Intel Xeon 36コア72スレッド
メモリ512GB256GB
ディスク容量300GB250GB
データベースMySQL 5.7.xまたは
MariaDB 10.5.x
MariaDB 10.1または10.2
転送量目安900GB/日9TB/月
自動バックアップ
(Web・メール)
過去7日分過去14日分
WebサーバーソフトnginxLiteSpeed
データセンター国内東京都内
簡単インストール機能WordPress
EC-CUBE
PukiWiki
WordPress
など多数
メーリングリスト作成×
メールマガジン作成×
エックスサーバーとmixhostではサーバーのスペックに大きな差はないように見えますが、mixhostは表示速度を高速にするためにハイスペックな仕様になっています。

それぞれの項目ごとの比較の詳細は以下をご覧ください。

エックスサーバーではLinuxを採用しディストリビューションなどの詳細は非公開になっています。
mixhostではCloudLinuxを採用しています。
CloudLinuxはユーザーごとにリソースを完全に独立して制御できるため、他のユーザーの影響を受けず、安定した環境で利用できます。
エックスサーバーでは48コアですが、契約の時期によって異なることがある記されています。
mixhostではホストサーバーのCPU36コアのうち、4コアはユーザーのアカウントごとに割り当てられているので、mixhostの方が他のユーザーの影響を受けず、安定すると考えられます。
エックスサーバーでは512GBですが、契約の時期によって異なることがあると記されています。
mixhostでは256GBですが、優先的に4GBを利用することができます。(スタンダードプランの場合)
ユーザーのアカウントが収容されているホストサーバーのメモリはエックスサーバーの方が大きいものの、実際に利用されているかは不明です。
ディスク容量にはあまり差がありません。
250GB以上も使うサイトはほとんど無いので、どちらのサーバーもほぼ無制限と考えて良いでしょう。

もしそれ以上の大容量を使う場合は、外部のデータ用のサーバーを組み合わせる方法がおすすめです。

転送量とはウェブページにアクセスがあった際に、サーバーから閲覧者の端末に送信されるデータの量のことです。
アクセス数が多いページや、データ容量が大きいページは、転送量が多くなります。

両社のサーバーは共用サーバーのため、転送量が多すぎると他のユーザーに影響を与えてしまいます。
そのため、転送量の目安として上限を記しています。
万が一この転送量目安を恒常的に上回る場合は制限がかかるので、上位プランに変更して対応しましょう。

mixhostの場合は、制限をかける48時間以上前にユーザーに対し、代替方法の提案を含む連絡をするとしています。

サーバ設備の故障に備え、データを毎日自動でバックアップしています。
両社ともに複数台のハードディスクにリアルタイムで同時にデーターを書き込むRAID10を採用しています。

エックスサーバーの場合は、Web・メールデータは過去7日分、MySQLデータベースは過去14日分までが対象なので、WordPressのデータを復元できるのは過去7日間分までとなります。
mixhostの場合は、全てのデータを過去14日分まで毎日自動的にバックアップし、さらに物理的に離れたデータセンターにバックアップ専用サーバーを設置しているので、バックアップ体制はmixhostの方が充実しています。

エックスサーバーは「nginx(エンジンエックス)」、mixhostは「LiteSpeed(ライトスピード)」というWEBサーバーを利用しています。
どちらも従来の「Apache」と完全な互換性のあるサーバーで、Apacheより高速なウェブサーバーです。

nginxとLiteSpeedの速度比較については、WordPressの場合nginxよりも12倍、Apacheよりも84倍高速な次世代サーバーなので、mixhostの方が早いと言えます。

詳しくはこちらの記事もご覧ください。
mixhostの表示速度が早い理由

サポートの比較

 エックスサーバーmixhost
お問合せ方法メール
電話
メール
エックスサーバーのメールサポートは24時間対応なので、真夜中でもメールの返信が来ます。

さらにエックスサーバーは電話サポートにも対応しているので、電話ですぐに解決したいという場合は営業時間内なら電話で解決することができます。

mixhostは平日にメールでの問合せのみ対応しています。

エックスサーバーの電話オペレーターの方の態度は冷たいので、初心者には優しくはないです…。

その他の比較

 エックスサーバーmixhost
運営会社エックスサーバー株式会社アズポケット株式会社
運営歴
2003年7月~

2016年6月~
国内シェアNo.1
(190万件)
不明
運営歴が長いので、実績が豊富なのはエックスサーバーです。

mixhostは後発であるものの先進的な取り組みで急速にユーザー数を伸ばしています。

エックスサーバーの特徴・メリット

mixhostと比較した場合のエックスサーバーの特徴を紹介します。

エックスサーバーのメリット
  • 豊富な実績
  • 電話サポートがある
  • 管理画面がわかりやすい

豊富な実績

エックスサーバーは国内シェアNo.1で190万サイトの実績があります。

スピードも高速で機能も十分なのに加え、サポート体制がしっかりしているので安定したサービスを提供している老舗サーバーです。



サーバーが安定しているというのは、障害が発生する頻度が少ないということですが、どのサーバーも100%の稼働することを保証しているものではなく、メンテナンスなどによってサイトが開けなくなってしまったり、突然の不具合でサイトが表示されなくなることがあります。

電話サポートがある

これからブログサイトを始めて作る初心者にとっては、何かトラブルが起きた時のサポート体制で選ぶことも重要です。

エックスサーバーは利用者が多いので、よくある質問や問合せ対応がしっかりとしています。

特に電話で問合せができるので、電話ですぐに解決したいという場合には便利です。

何度も電話をしたことがありますが、つながらないということはありませんでした。
ただし、オペレーターの態度がかなり悪いです。

管理画面がわかりやすい

サーバーの契約後に設定を変更したり確認する際には、サーバーの管理画面を使います。

エックスサーバーの管理画面では必要な項目が一覧で表示されているので、何の機能があるのかが初心者にもわかりやすいように工夫されています。

エックスサーバーのサーバーパネル

エックスサーバーの評判エックスサーバーの評判とは?実際に使った感想とデメリット

エックスサーバー公式サイトへ

エックスサーバーのデメリット

mixhostと比較した場合の、エックスサーバーのデメリットは以下の2つです。

エックスサーバーの2つのデメリット
  • 初期費用がかかる
  • プラン変更がすぐにできない

初期費用がかかる

エックスサーバーは初期費用3,300円(税込)がかかります。

最初に契約するときに月額料金に加えて初期費用を支払う必要があるので、初期費用がかからないmixhostと比べると高いと感じる方も多いようです。

不定期にキャンペーンが開催され、初期費用が無料になったり半額になる場合もあるので最新の情報は公式サイトを確認しましょう。

エックスサーバー公式サイトへ

プラン変更がすぐにできない

エックスサーバーでは、プランの変更が可能ですがプランを変更する場合のタイミングに注意が必要です。

上位プランに変更する場合
月単位で変更なので、前月の1日~20日までの間にプラン変更の申請が必要です。
翌日1日から上位プランに切り替わります。

下位プランに変更する場合
利用期限月のみ申請が可能です。
前月の1日~20日までの間にプラン変更の申請をすると翌月1日から下位プランに切り替わります。

mixhostの特徴・メリット

エックスサーバーと比較した場合の、mixhostの特徴は以下の通りです。

mixhostのメリット
  • 初期費用が無料
  • ページの表示速度が早い
  • 30日間返金保証に対応
  • 出会い系サイトなどもOK
  • バックアップ体制が充実
mixhostについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【使ってみた】Mixhost(ミックスホスト)の評判と3つのデメリット

mixhost公式サイトへ

初期費用が無料

mixhostはどのプランでも初期費用はありません。

多くのレンタルサーバーでは、初期費用が設定されています。
例えばエックスサーバーでは初期費用が3,300円、カラフルボックスでは2,200円となっています。

ページの表示速度が早い

エックスサーバーは「Nginx」(エンジンエックス)というWEBサーバーを採用しているのに対し、mixhostでは「LiteSpeed」というサーバーを採用しています。

LiteSpeedは、WordPressの実行速度ではnginxよりも12倍高速とされています。
さらにWordPressの専用のプラグインを導入することで、WEBサーバーと連携され表示速度が非常に高速になります。

30日間返金保証

mixhostには無料のお試し期間ではなく、30日間返金保証が設けられています。

他のレンタルサーバーでは、無料お試し期間が一週間や10日間と設定されていますが、mixhostは30日以内であればいつでも返金可能です。
しっかりとお試しをして納得してからサイト運営ができます。

mixhost公式サイトへ

出会い系サイトなどもOK

アダルトコンテンツや出会い系サイトなどに関わるサイトを運用するのであれば、mixhostがおすすめです。
(エックスサーバーでは利用できません。)

アダルトサイトなんか関係ないと思われるかもしれませんが、アフィリエイト商材を紹介する場合、サーバーの規約に反するアダルトコンテンツと見なされると、最悪の場合サイトの表示ができなくなるリスクがあります。

mixhostであればアダルトコンテンツも規約で認められているので、心配せずに商材の紹介ができます。

バックアップ体制が充実

mixhostでは過去14日分のデータを毎日バックアップサーバーに保存しています。

mixhostのデータセンターは地震対策や自家発電、24時間管理体制の整った、東京都内に設置されています。
バックアップ用のデータセンターはそこから離れた遠隔地に保存されているので、データが安全に保たれているのもmixhostの特徴です。

万が一、トラブルがありバックアップから復元する場合も無料です。

mixhost公式サイトへ

mixhostのデメリット

エックスサーバーと比較した場合の、mixhostのデメリットは以下の2点です。

mixhostのデメリット
  • 管理画面が初心者に不向き
  • 電話サポートがない

管理画面が初心者に不向き

mixhostではエックスサーバーのような独自の管理画面は用意されていません。

cPanelという世界で最も使われているサーバーの管理ツールを利用します。
機能は豊富な分、初心者にとっては若干わかりづらいというのがデメリットです。

電話サポートがない

エックスサーバーは問合せの電話窓口を用意していますが、mixhostへの問合せはメールのみなので、電話ですぐ解決したいという方には向いていません。

しかし、mixhostのサポートページには問題の解決方法が、数多く記載されているので検索で簡単に見つけることができます。

その他、mixhostのデメリットについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
【使ってみた】Mixhost(ミックスホスト)の評判と3つのデメリット

mixhost公式サイトへ

まとめ

エックスサーバーとmixhostサーバーのそれぞれの機能、特長を比べた上で最終的にまとめると以下のようになります。

エックスサーバーがおすすめな人
  • 実績が豊富なサーバーを選びたい方
  • 少し高くても、サポート体制を重視する人
  • エックスサーバー公式サイトへ

    mixhostがおすすめな人
  • スピードを重視したい方
  • 少しでもコスパの良いサーバーを選びたい方
  • mixhost公式サイトへ

    【使ってみた】Mixhost(ミックスホスト)の評判と3つのデメリット エックスサーバーの評判エックスサーバーの評判とは?実際に使った感想とデメリット エックスサーバーとConoHa WINGを徹底比較