- Makeshopの評判やデメリットは?
- Makeshopでどんなショッピングサイトを作れる?
- Makeshopと他のサービスとの違いは?
国内のショッピングカートサービスで最も売り上げを上げているのは、GMO社のMakeshop(メイクショップ)です。
MakeshopはEC構築SaaS業界で13年連続年間流通額No.1を獲得し、制作から運営・集客までをひとつのパッケージで提供しているサービスです。

実際にMakeshopを使ってみると、不便に感じる点も見えてきました。
・Makeshopのメリットとデメリット
・Makeshopをおすすめする理由
これからショッピングサイトの立ち上げやリニューアルを検討している方におすすめの記事です。
目次
MakeShopとは
MakeShopとは、ECサイトを簡単に構築できるサービスです。
2004年にサービスが開始され、ショッピングカートの流通総額は国内1位を誇ります。
GMOグループの「GMOメイクショップ株式会社」が運営しています。
公式サイトでは主な特徴として8つ挙げられています。
一番の特徴は多くの機能とサポートだと思います。
多機能で便利に見えますが、弱点もあるため、それぞれ紹介します。
Makeshopの料金プラン
Makeshopの料金プランは「プレミアムプラン」と「makeshopエンタープライズ」の2種類のみです。

一般的なショッピングサイトはプレミアムプランで十分なので、この記事ではプレミアムプランの紹介をします。
プレミアムプランの月額料金は13,750円(税込)で、契約期間に応じて割引されます。
初期費用は11,000円(税込)です。
「makeshopエンタープライズ」の月額料金は55,000円~です。
Makeshopのデメリット・不満点
Makeshopを実際に使ってみてわかった不満な点を紹介します。
- SSL証明書の料金が高い
- デザインテンプレートが少ない
- 月額費用がわかりづらい
- 任意のURLでページ作成ができない
SSL証明書の料金が高い
SSL化はショッピングサイトにとって必須です。
無料でSSLに対応できるサーバーが一般的ですが、メイクショップでは常時SSLはオプションサービスとして提供されています。
しかも料金は年額13,200円(税込)、月額1,100円(税込)がかかるので月額費用に含めて検討しましょう。
メイクショップのカート部分についてはSSL化がされているので、実際には店舗の商品ページなどにしか影響がないと考えられているのでしょうか。
必ずSSL対応することをおすすめしますので、この料金は必要な月額料金の一部です。
デザインテンプレートが少ない
メイクショップにはレスポンシブのデザインテーマが16個しかなく、選択肢が少ないのがデメリットです。
実際にはテンプレートはカスタマイズ可能なため大きな問題ではありませんが、契約前に気づきにくい点のひとつです。
デザインテンプレートはすべて無料で、カスタマイズができます。
月額費用がわかりづらい
メイクショップの料金説明には、
他社サービスと違ってどれだけ売っても売上手数料は一切かかりません。
月額プランも
「プレミアムショッププラン」月額13,750円(税込)
と
「エンタープライズプラン」月額55,000円~(税込)
の2つです。
しかし上記の通りSSLには別途費用が必要な他、クレジットカードを使えるようにするには別途月額の契約が必要です。
そのため、SSLに対応させクレジットカード払いにも対応させる場合は、以下のような料金になります。
=合計16,500円(税込)
(VISA/Mastercard /American Express/Dinersを利用する場合)
初期費用に加え、月額料金だけのつもりでも実際はランニングコストが増えるため、事前確認が重要です。
任意のURLでページ作成ができない
独自のページを作る場合は、ページのURLは選べません。
メイクショップ内で独自ページを作るには、任意のURLでページを作成することはできません。
ページのURLが長くなる点もデメリットです。
Makeshopをおすすめする理由
上記のようなデメリットはありますが、それでもメイクショップをおすすめする理由があります。
- 管理画面がわかりやすい
- サポートが充実している
- カード決済手数料が安い
- ページの表示速度が速い
管理画面がわかりやすい
ショッピングサイトを公開するまでに、設定すべき内容がわかりやすく表示されています。
初心者マークが表示されているので、マークがついているページを設定していけば、オープンの準備が完了する仕組みになっています。
特に会社概要や特定商取引法で定められている事項の記入については、あらかじめてテンプレートが用意されているので、ガイドに沿って入力していけば初心者でも開設できるようになっています。
サポートが充実している
Makeshopのサポートページは、よくある質問なども充実しているので自己解決できるようになっています。
それでもわからない点は、チャットや電話での問い合わせもできるので初心者にも安心です。
文字の履歴を残したい場合や、画像を見ながらやり取りしたい場合は「質問掲示板」や「デザイン質問掲示板」を使ってやり取りすることをおすすめします。
掲示板とはいえ他のユーザーには公開されず、オペレーターとマンツーマンでやり取りできるため、プライベートなチャット感覚で使えます。
具体的なページの作りこみについても、細かくアドバイスしてくれるので初心者の方には安心です。
カード決済手数料が安い
Makeshopのクレジットカード決済手数料は3.19%~です。
他のショッピングカートサービスと比べると、決済手数料が安いのが特徴です。
決済金額が大きくなると、手数料も増えていくのでなるべく安いカートサービスを選ぶのもポイントです。
ページの表示速度が速い
Makeshopではページの表示速度が速くなるように作られているので、初心者の方でも高速なショッピングサイトを構築できます。
ショッピングサイトでは、ページの表示速度が売り上げに影響します。
サーバー自体のスピードが遅いと訪れたユーザーに直帰されたり、離脱されやすくなってしまうので表示速度は重要です。
特に大きな画像を表示させたいサイトは注意しましょう。
まとめ
本契約の前に、まずは無料で試して管理画面の使い勝手などを確認してみるのがおすすめです。
Makeshopには弱点もありますが、便利な機能も多いので年商3,000万円位の規模のショッピングサイトであればMakeshopは十分活用できます。
Makeshop内でのサイト制作を請け負ってくれる制作会社もあります。

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