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エックスサーバーを高速にするXPageSpeedの評判とデメリット・設定方法

  • エックスサーバーのXPageSpeedとは?
  • XPageSpeedを使うとどのくらい速くなるの?
  • XPageSpeedのおすすめの設定は?

XPageSpeedとはエックスサーバー独自のページの表示速度を高速にする機能です。

XPageSpeedを使うとページの表示速度を速くできます。

Googleが提供するWebサイトの読み込み速度を評価ツール「PageSpeed Insights」のスコアが向上するので、SEOの1つとして効果を期待できます。

この記事を読むとわかること
XPageSpeedの評判とデメリット
XPageSpeedのおすすめの設定方法
表示が崩れた場合の対処法

エックスサーバーの評判と口コミはこちらの記事で解説しています。
エックスサーバーの評判エックスサーバーの評判と実際の口コミ。デメリットも徹底解説

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XPageSpeedとは

XPageSpeedとはエックスサーバーが独自に提供するWebサイト最適化機能のことです。

自動的に画像やファイルの最適化処理を行って、ページの読み込み速度を速くできます。

Googleが開発した「PageSpeed Module」をもとに、エックスサーバー社が開発した独自の最適化機能です。

ファイルを自動で圧縮してデータ転送量を削減したり、同種類のファイルを1つにまとめて通信を削減できます。

それによってWebサイトの表示を最適化し、ページの表示速度を速くできます。

XPageSpeedの良い評判とメリット

実際にXPageSpeedを使った利用者の口コミを紹介します。

XPageSpeedのメリット
  • ページの表示速度が速くなる
  • 簡単に高速化できる
  • プラグインを減らせる

ページの表示速度が速くなる

XPageSpeedを使うとページの表示速度を速くできます。

特に高速化の設定をしていないWordPressブログの場合でも、XPageSpeedを有効化するだけで表示速度を高速にできます。

簡単に高速化できる

XpageSpeedを利用すると、ブログ初心者でも簡単に高速化の設定ができるのが特徴です。

操作方法は、設定画面でONとOFFを切り替えるだけなので難しい操作は不要です。

万が一、ページの表示が崩れたら設定をOFFにするだけで元に戻せます。

プラグインを減らせる

XpageSpeedを使うと、ページの表示速度を速くするためのプラグインが不要になります。

「Flying Scripts」など、ページの表示速度を速くするためのプラグインソフトは不要になります。

プラグインが干渉してうまく動作しなかったり、遅くなってしまう可能性があるので、高速化に関する不要なプラグインは削除しましょう。

XPageSpeedの悪い評判とデメリット

XPageSpeedにもデメリットがあります。

XPageSpeedのデメリット
  • 利用できるサーバーが限られている
  • 表示が崩れる可能性がある
  • 速くなるとは限らない

利用できるサーバーが限られている

XPageSpeedを利用できるサーバーは、サーバー番号がsv10001.xserver.jp以降のサーバーに限られています。

数年前からエックスサーバーを契約しているいる場合は、最新のサーバー環境に移行しなければ使えません。

最新のサーバーに移行するには「新サーバー簡単移行」を利用すれば、簡単に移行でき、XPageSpeedを利用できるようになります。

エックスサーバーの中で新しいサーバーに無料で移行できます。

表示が崩れる可能性がある

WordPressの環境によってはページの表示が崩れる可能性があります。

速くなるとは限らない

既に十分高速化できているサイトには、特に効果はありません。
逆に、XPageSpeedを有効化することでページの表示速度が遅くなってしまうこともあります。


サイトの表示速度をよく把握してから有効化しましょう。

XPageSpeedを使えば必ず速くなるわけではないんですね。

XPageSpeedの設定

XPageSpeedで設定できる項目は以下の6つです。
標準では全てOFFになっているので、必要な設定項目ごとにONにしましょう。

サイトによっては表示が崩れる可能性があるので、確認しながらONにするのがおすすめです。

画像最適化

最適な画像形式に変換したり、画像サイズを圧縮することで画像の読み込み速度を最適化させる機能です。

画像のサイズが小さくなるので、通信するデータ量が削減でき、表示速度が速くなります。

画像遅延読み込み

ページが表示された時に、画像の読み込みを遅らせることでページの読み込み速度を向上させる機能です。

特に長いページでは、ページ内にある画像を最初に読み込む必要はないので、スクロールに合わせて読み込むように設定できます。

CSS最適化

複数のCSSをまとめて最適な状態に変換することでページの表示速度を改善させる機能です。

CSS遅延読み込み

一部のCSSの読み込みを遅らせることでページの表示速度を速くできます。

画像遅延読み込みと同様に、必要なタイミングで読み込むように設定します。

ページの作りによっては表示に不具合がでる可能性もあります。

JavaScript最適化

複数のJavaScriptをまとめて変換することでページ表示速度を速める機能です。

JavaScript遅延読み込み

JavaScriptの読み込みをページの表示後に行うことによって、ページの表示速度を改善します。

JavaScript読み込む順序が変わるので、ページの表示に影響が出る可能性があります。

6つの設定の中で「JavaScript遅延読み込み」が一番表示に不具合がでる可能性が高いです。

GoogleのPageSpeed Insightsの結果

XPageSpeedの設定項目を全てONにすると、どのくらいページの表示速度が速くなるのか計測してみました。

GoogleのPageSpeed Insightsを使ってスコアを比べてみました。

XPageSpeed設定の切り替え方法

STEP.1
「XPageSpeed設定」をクリック
エックスサーバーのサーバーパネルにログインし「XPageSpeed設定」をクリックします。
STEP.2
設定をONにする
設定項目を選んでそれぞれOFFになっている状態からONに変更します。

STEP.3
設定を確認する
確認画面から「変更する」をクリックします。

まとめ

XPageSpeedを使うとページの表示速度を高速にできます。
設定方法は簡単なので、初心者にもおすすめです。
不具合がでた場合は、XPageSpeedの設定をOFFに戻せば元通りになります。

エックスサーバーの表示速度についてはこちらの記事もご覧ください。
エックスサーバーは遅い?実際の速度と高速化の設定方法

WordPressの表示速度を改善する方法はこちらの記事で解説しています。
WordPressの表示速度を改善する簡単な方法