テレワークなどで自宅からzoom等を使う場合、部屋の背景を見せたくない場合、バーチャル背景を使うのがおすすめです。
背景だけでなく顔も隠すことができます。
バーチャル背景を使っても顔が透けてしまったり、背景と混ざってしまう場合もあります
実は、ビデオをオフにすることなく顔も背景も隠したままビデオで参加する方法があります。
操作はそれぞれのソフトによって異なりますが、Zoom以外にもGoogle MeetやSkypeでも利用することができます。
この記事は2022年8月時点の情報を元に作成しています。
バーチャル背景とは
Zoomには「バーチャル背景」という背景を変える機能があります。
画像以外にも動画を背景に表示させることもできます。
バーチャル背景の設定方法
Zoomの設定画面の中にある「背景とフィルター」の設定で任意の背景画像や背景動画を選択することができます。
背景を選択できる画面が開くので、画像の赤丸の部分をクリックして画像もしくは動画を追加すると、プレビューが表示されます。
保存ボタンはないのでそのまま右上の×で画面を閉じてOKです。
一度アップした画像や動画は自動的に保存されるので、次回以降も選択することができます。
ミーティング中に背景を変更する方法
ミーティングが始まってから途中でバーチャル背景を変更するには、ビデオの開始ボタンの横にある矢印から「バーチャル背景を選択」をクリックします。
※バーチャル背景で動画を選択する場合、背景が動き続けるのであまり騒がしくない動画を選択しましょう。
バーチャル背景で顔が透けないようにする
バーチャル背景を設定しても、ギザギザになったり顔が透けてしまったりきれいに表示されない場合があります。
照明と背景を調整する
背景は無地で照明が均一に当たっている方がうまく表示されますので部屋の明るさを調整してみましょう。
さらに照明はきちんと顔を明るく映すようにするのもポイントです。
Amazonで販売されているこのようなリングライトを用意するとしっかりと明るく照らせます。
LEDリングライト 3色モード付き 10段階調光
グリーンバックを用意する
バーチャル背景で映像を合成するには「クロマキー」という技術を使っているので、できれば背景を緑色の布で覆ったりして緑一色にすることをおすすめします。
Amazonなどでもグリーバック専用の布が販売されているので、これを使えばほぼ完ぺきにバーチャル背景が使えます。
バーチャル背景用グリーンバック
しっかりとしたものを買うほどではない、という方には100円ショップで販売されているフェルト記事(黄緑色)でも代用できますのでおすすめします。
これは100円ショップダイソーで販売されている様子です。
↓

単純にこのような緑の布もしくは紙を、自分の背景となる部分に張るだけでOKです。
※100円ショップのダイソーで販売されているものはサイズが小さいので複数枚をつなぎ合わせる必要があります。
背景の素材を探す
zoomには標準でいくつかの背景が用意されていますが、他人と同じ画像になる可能性も高いのでオリジナルの画像を見つけておきましょう。
画像サイズはビデオカメラのサイズによって最適なサイズがあります。
カメラが16:9に設定されている場合、1280ピクセル×720ピクセルや、1920ピクセル×1080ピクセルが最も適したサイズですが、ぴったりでなくても適用させることができます。
ファイルの容量については制限がありません。
バーチャル背景に使えそうな素材として、室内の背景でおすすめなのはこちらです。
参考
unsplash.comZoom backgrounds
自分の顔を変える方法
最新のZoomでは、自分の顔を加工する機能がありますが、顔そのものを変更することはできません。
この記事ではSnap Cameraというソフトをを組み合わせて使う方法をご紹介します。
ZoomのカメラとしてSnap Cameraを通すことで、実際のカメラ映像とは違う映像を映し出すことができます。
例えばこんなことができます。
↓
パーカーもキャップも眼鏡もエフェクトです。
もはや人の顔ではありませんが、ちゃんと目と口を動かすことができ、顔の動きと連動しています。
「Snap Camera」を使う方法
今回ご紹介するのは「Snap Camera」という無料ソフトを使う方法です。
「Snap Camera」は世界でよく使われている写真共有SNS「Snapchat」にある「Lens」という機能を、パソコンでも利用できるようにした無料ソフトです。
※英語のみで日本語には対応していません。
ユーザーによって作られた様々なフィルターやエフェクトが用意されていて、自分の顔をキャラクターに変えたり、メイク加工を施したりできます。
このソフトはZoomだけではなく、Google MeetやSkypeなどのカメラを使う場合に起動すれば使えます。
※パソコンにソフトをインストールする必要があるので、スマホでは利用できません。
まずは下記のサイトからソフトをダウンロードします。

規約等に同意しチェックを入れ、メールアドレスを入力します。
※Zoomで使うアドレスでなくてOKです。
Macの場合は「DOWNLOAD FOR MAC」を、Windowsの場合は「DOWNLOAD FOR PC」をクリックし、ソフトをインストールします。
インストール後にソフトを起動します。

あまり日本人の好みに合うものは少ないかもしれませんが、自分にあうデザインを見つけたら★マークをクリックするとお気に入りとして登録できますので、登録しておきましょう。
そしてプレビューで問題ないか確認ができたら、このソフトを立ち上げたままzoomを起動します。
zoomを起動しカメラを選択する欄から「snap camera」を選択してください。
このようにzoomのビデオ画面に映し出せれば成功です。
一見このポテトのようなキャラクターは顔がわからないのでNGだと思われるかもしれませんが、ちゃんと目と口は実際の映像と連動するので、発言をしていたりうなずいたり、首を傾げたりの動きが相手に伝わるのでコミュニケーションが取りずらくなるということはないように感じます。


このようなツールをうまく使うことによって、ビデオをオフにするよりもコミュニケーションが取りやすくなります。



